はじめに に入る前に
業務の中で感情に左右されないよう意識してきた結果、自然とEQ(感情知性)を意識するようになりました。
この記事では、私が日々実践しているEQを高めるための工夫を3つ紹介します。
また、本記事の内容は、長期的なマネジメントというよりも、
SESや業務委託などで関わるメンバーにも気持ちよくパフォーマンスを発揮してもらうために、
私が日々意識しているEQ的な習慣や配慮を紹介するものです。
目次
- はじめに:EQ(感情知性)とは?
- EQがもたらす仕事への影響
- 実践 1:Slackの表現を統一する
- 実践 2:否定的な発言を控える
- 実践 3:朝5時に筋トレして気持ちを整える
- まとめ:EQは習慣で身につく
はじめに:EQ(感情知性)とは?
💡 EQ(Emotional Intelligence Quotient) とは、
「感情を認識し、適切に扱う力」 を指します。
近年、エンジニアリングの現場でも
技術力だけでなく、EQの高さが信頼関係やチーム連携に直結する
という認識が広がっています。
EQは、生まれ持った才能ではなく
習慣や意識の積み重ねによって育てていけるものです。
本記事では、私自身が日々の業務で実践している
「EQを高めるための小さな工夫」を紹介していきます。
EQがもたらす仕事への影響
🤝 EQを意識することで、日々の仕事の中でも以下のような効果が得られます。
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感情の安定は、周囲に安心感を与える
→ 常に落ち着いた対応ができる人には、自然と相談しやすい雰囲気が生まれます。 -
一貫した対応が、信頼関係を築く
→ 機嫌や状況に左右されない言動が、周囲からの信頼につながります。 -
質問や相談のしやすさが、ミスや手戻りの防止につながる
→ 小さな疑問をその場で解消できることで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。 -
自分の状態を整えることで、チーム全体のパフォーマンスが上がる
→ チームは “空気” に左右されます。まず自分が整っていることが、周囲の安定にもつながります。
実践 1:Slackの表現を統一する
💬 私はSlackでのやりとりにおいて、常に「承知いたしました。」と返すようにしています。
気分が良いときに「了解です!」、疲れているときに「了解。」といった変化をつけるのではなく、
あえて一貫した表現を使い続けることで、次のような効果があります。
-
感情のブレを見せず、安定した印象を与えられる
→ 相手が「今日は機嫌が悪そう…?」と気を遣わずに済みます。 -
相手に余計な気遣いをさせない配慮になる
→ 文面から感情を読み取ろうとする無駄な負荷を与えず、円滑なやり取りが可能になります。
Slackなどのテキストは、声色や表情が見えないからこそ、言葉の選び方にEQが現れると感じています。
実践 2:否定的な発言を控える
⚠️ 私は日頃から、たとえ雑談の中でも否定的な発言をなるべくしないように意識しています。
たとえメンバーに直接関係のない話題であっても、
ネガティブな発言が周囲に与える影響は思った以上に大きいと感じています。
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否定的な発言は、チームの雰囲気を悪化させる
→ 雰囲気がギスギスすると、ちょっとした相談もしづらくなります。 -
質問や相談のハードルが上がり、情報共有が滞る
→ 結果的に、実装中の疑問が放置され、後になってバグとして発覚することも。 -
ミスや手戻りの温床になるリスクもある
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常に安心して話しかけられる空気づくりが大切
EQの観点からも、「相手の気持ちを想像し、自分の言動をコントロールする」 という意識は、
小さな場面ほど重要だと実感しています。
実践 3:朝5時に筋トレして気持ちを整える
☀️ 私は毎朝5時に起きて、軽い筋トレを行っています。
この習慣は単なる健康のためではなく、感情を整える手段として取り入れています。
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就業前の不安やモヤモヤをリセットできる
→ 仕事に取りかかる前に気持ちをリセットできることで、1日のスタートが軽くなります。 -
気分を整えて、仕事に集中しやすくなる
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感情に流されず、自分で自分を整える習慣になる
EQの観点では、こうした 「自分の状態を整える自己管理」 が非常に重要です。
特に忙しい日やプレッシャーのある日こそ、こうした習慣が支えになります。
EQは特別なスキルではなく、こうした日々の自己管理の積み重ねで少しずつ高まっていくと感じています。
まとめ:EQは習慣で身につく
✅ EQ(感情知性)は、特別な才能やスキルではなく、意識と行動の積み重ねで高められるものです。
- 感情を整えることが、信頼・連携・成果につながる
- 毎日の小さな工夫が、チーム全体の安定に波及する
Slackの表現、発言のしかた、生活習慣といった身近な部分からでも、
EQを意識することで仕事がラクになり、チームの雰囲気も良くなると私は実感しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。