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いつのまにか「技術はあるんだけどね…」って言われないように ~「開発者体験」を言うCTO達が与える「あめ玉」は開発者達をスポイルしたように思う~

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一部CTO達や技術系著者、関係する協会などは、「開発者体験」「開発の不確実性」「事業へのコミットメント」といった、今となっては私には不適切に思える言葉を多用する

なぜ不適切に思うか。後述するけど、要するに、過剰なあめ玉を開発者コミュニティに供給し続けたことになっていたと私はみているから


よかれと思ってやってきたのかもしれないけど、日本の開発者とビジネス側の分断、また開発者間の分断、そしてなにより効率低下を促進してしまったように思うよく誤用される意味での「心理的安全性」をむやみに与えたように見える。不要なぬるま湯


「開発者体験」なんて言葉、経営者が「経営者体験」なんて言ったら意味が分からない

「開発の不確実性」も、開発には確かに不確実性はあるけど、あらゆる計画には不確実性があり、ことさら開発において強調するのは、開発が特に不確実性があるものという印象を与える失敗してもそれは通常の開発行為の範囲内という認識の醸成がされていないかな


でもね、実際には開発に特別な不確実性はあるのかな?

あるように見えるのは、需給バランスの問題で、スキルが十分に備わらないメンバーがプロジェクトに参加することが常態化しているから、という面が大きく見え、それは開発自体の特性ではないよ

研究開発のようなプロジェクトであればまだしも、既存のフレームワークにクラウドやオンプレの要素を組み合わせて作るシステムに、どうして他職種に比べて、困難さがあるのだろう

様々な研究はあるだろうけれど、他職種と比べてどうだろう

人に対して営業する方があるいはビルを建てる方が、複雑で様々なことが起きるように思うけれど。営業するときやビルを建てる際に、営業や建築の不確実性なんて、そう言うものじゃないでしょう


「事業へのコミット」これも、CTOがそれが大事だと気付いたと発言すると、良いことだよねと思われがちだけどね、、落ち着いて

CxOが、「事業へのコミット」という、役職としての責務について、それが大事だと気付いたなんて言うことは異様、、いえ幼稚に映る、そしてそれが受け入れられる文化


他職種から見て、とても奇妙に映ると思うそういった文化からやや遠い、SIer等の人から見ても、あれはどうも同じエンジニアでも、違うものだ、と見えておかしくない

一部CTO達や技術系著者、関係する協会などが、自分の仲間達を善意で導こうとして、結果そうなったのであろうとは、思うでも、結果として、とても良い状況とはいえない。極めて悪い状況と思う


急速に、AIを使った開発により、エンジニアの領域は狭くなってきている

この辺で、エンジニアも組織の中で同じ言葉を使って同じように働くんだ、と。言い直してはどうか、と思うよ✨

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