はじめに
こんにちは,しるくです.
自分は,大学院1年生の時に25卒として就活をしていました.一年前の2月時点ではよわよわエンジニアでしたが,奇跡的にメガベン等から内定を頂きました.
他の就活記事ではやるべき事を書いているものが多いので,この記事では内定獲得までの1年間のスケジュールと利用したサービスを紹介したいと思います.
これから就活を始める方にとって,少しでも参考になればと思います.
2月当時の技術力
- プログラミング経験あり
- 実務・長期インターン経験なし
- チームでの開発経験なし
- 成果物あり(ブログの内容を丸パクリしたやつ)
- Paiza:Aランク
- AtCoder:灰色
- 使える言語:Pythonのみ
これが当時の大まかな技術力です.
大学3年生の時に就活をしていたので,多少アルゴリズムの勉強をしていました.また,就活のスケジュール感もこの時には把握していました.
全体のスケジュール
ここでは,就活を始めてから終わるまでどのような生活をしていたかを各月にまとめて書いていきます.
当時のスケジュールをできるだけ詳細に書いていきます.
2月
- 就活を意識し始める
- ハッカソンに参加
- サポーターズ,キャリアセレクト,TechTrainを知る
卒論が終わって就活とサマーインターンを意識し始めました.(大卒の人だと2年の春休みの時期)
とりあえずチームの開発経験を積みたいと思ってハッカソンに初めて参加しました.
知り合いが一人もいないうえに,git push
すら知らないという絶望的な状態で参加したので,結果は惨敗でした.
3月
- TechTrainで勉強し始める
ハッカソンが終わってからは,TechTrainでWebフロントエンドの勉強を始めました.この時はまだ技術の軸が明確に決まってなかったので,とりあえず触ってみようと思って勉強していました.
かなりスローペースでTechTrainを進めていたので,12月頃にフロントエンドの勉強が終わりました.
4月
- もう一度ハッカソンに参加
- 逆求人ナビを知る
大学院の友達を誘ってもう一度ハッカソンに参加しました.前回の反省を活かした開発を心掛けていました.そこまで良い結果ではなかったのですが,個人的には満足のいく結果でした.
5月
- 逆求人ナビの1on1イベントに参加
- 魔法のスプレッドシートとサポーターズを見ながら長期インターンに応募し始める
5月上旬に逆求人ナビの1on1イベントに参加しました.1on1ではスライドを使って「何をしてきたか」や「将来どうなりたいのか」を説明していました.
長期インターンに応募し始めたばかりだったので,「何を経験できるか」や「有給なのか」を見て応募先を探していました.また,ハッカソンでは2回ともバックエンドを担当していたので,バックエンドのインターンを探していました.
5月下旬にはコーディング試験を受けている企業もありました.
6月
- 本格的に長期インターンに応募
- 1社だけインターンに合格
落ちては応募してを繰り返していました.本選考の事を考えると,夏休みは絶対に長期インターンに行っておきたかったので,多少日程が被っていても応募していました.
授業と研究が忙しかったのでコーディング試験の対策はあまりしていなかったです.それが原因で何社も落ちました.
7月
- 6月に応募したインターンの選考を進める
- 受かる可能性があったので,新規でインターンに応募することはなかった
- ここで選考が進んでいたインターンは7月中旬に落ちた
8, 9月にある長期インターンの応募はほとんど締め切られていたので,長期インターンへの応募は7月終了時点で終わることにしました.
7月の最終週から8月の第1週まで,サマーインターンに行っていた.ハッカソン形式のインターンで,かなり楽しかったです.インターン参加者の多くは他のインターンにも受かっていました.
8月
- インターンに受からなかったので個人開発を始める
- サポーターズの本選考1on1に合格
インターンに落ちすぎたショックで細々と個人開発を始めました.本選考の時に成果物として言いたかったので,9月下旬頃にはある程度完成していました.
サポーターズで10月開催の本選考1on1イベントがあったので応募したら奇跡的に受かりました.
9月
- 9月中旬に2daysのインターンに合格して,月末に参加
- キャリアセレクトの1on1イベントに参加
キャリアセレクトの1on1イベントに参加しました.インターンの1on1イベントと同じ形式で,自分のスライドを使って「何をしてきたか」や「将来どうなりたいのか」を説明しました.企業の方から感想をもらえるので,それを参考にしてメインで話すエピソードや将来像の説明を調整していました.
10月
- 本選考に応募し始める
- サポーターズの1on1イベントに参加
サポーターズの1on1も同じ形式でした.
本選考は1on1で接触した企業を中心に応募していました.
毎週最低2回は面接や面談をしていた.それに加えてコーディング試験もあるので,就活の中で一番忙しい月でした.
カジュアル面談をした企業全てに応募できるスケジュールではなかったので,行きたい企業を絞って応募していました.
11月
- 10月に応募した選考を進める
- 月末に内定を獲得
コーディング試験をしなかったので,10月と比べて忙しくなかったです.
それでも毎週2回以上は面接をしていた.一番忙しい週だと毎日面接がありました.
12月
- 志望度の高い企業だけ選考を進める
- 追加でもう1社内定を獲得
11月末に内定を獲得したので,志望度がそこまで高くない企業は選考を辞退していました.そのおかげでそこまで忙しくはならなかったです.
1月
- 追加でもう1社内定を獲得
- 内定承諾先の企業を決める
1月初旬に最終面接をして,追加で1社内定を獲得しました.
ここで就活を終了して,3社の中から内定承諾先を決めました.
就活結果
インターン
合格:2社
不合格:16社
本選考
カジュアル面談:10社
1次選考不合格:2社
2次選考不合格:3社
最終選考不合格:1社
最終選考辞退:2社
内定:3社
利用していたサービス
サポーターズ
インターンと本選考の応募に利用.
1on1以外にもハッカソン等も主催しているので,就活目的の勉強の場として利用できるのが良い点です.
キャリアセレクト
インターンと本選考の応募に利用.
一人ひとりにキャリアアドバイザーが付くので,個人的な悩みを相談できるのが良い点です.
逆求人ナビ
インターンの応募に利用.
1on1イベントではサポーターズのような選考要素がなく,確実に参加できるのが良い点です.
キャリアアドバイザーも付くので色々相談できます.
TechTrain
勉強が終わってから本選考の応募に利用しようと思っていたら,内定を獲得していたのであまり利用していないです.
メガベンで働いている人と面談できる機会があるので,技術やキャリアについて質問・相談できるのが良い点です.
感想
インターンに2社しか受からなかったときは絶望しましたが,なんとか内定を獲得できました.インターンの結果がボロボロだったにもかかわらず,本選考では内定を3社も獲得できたのは意外でした.
個人的に1on1イベントは参加しておいてよかったと思います.イベントでは企業の方から自分の就活軸等について質問・感想をもらえるので,自分はそれを参考に本選考の面接で話す内容を決めていました.
おわりに
以上が自分の就活記録になります.
これを読んでいる方が就活を行う上で,少しでも参考になればと思います.