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AWS リソースをタグ名で抽出する

Last updated at Posted at 2025-03-16

はじめに

皆さんは AWS リソースにタグをつけていますでしょうか?
タグをつけることで管理がしやすくなるため、複数のワークロードや機能を同一の AWS アカウントにデプロイする際は、タグをつけているのではないでしょうか。

この記事では、「"Project: X"というタグがついたリソースを抽出して、今!」 と言われた時の手順を紹介します。

AWS Resource Groupsについて

AWS Resource Groups はタグを管理するサービスです。
タグでのリソース抽出や、タグの一括付与などを行えます。

事前準備

東京リージョンと大阪リージョンにテスト用のLambda関数を作成します。
タグには Project: X を付与します。

(東京リージョン: ap-northeast-1)
image.png

(大阪リージョン: ap-northeast-3)
image.png

AWS Resource Groupsでのタグ抽出

AWS Resource Groupsのページを開きます。
image.png

ここで、リソースグループの作成タグエディタ を選びます。

  • リソースグループの作成 : 検索条件をリソースグループとして保存可能。同じ条件で何度も確認する場合に有用。ただし同一リージョンのみ検索可能
  • タグエディタ : 検索条件を保存できないが、クロスリージョンでも検索可能

リソースグループの作成

リソースグループの作成 > タグベース で条件を入れていきます。

image.png

「グループリソースをプレビュー」リンクを押すと、指定したタグのついたリソースが表示されます。ただし、同一リージョンのリソースのみ表示されます。

(東京リージョンでの実行例)
image.png

このままグループ名を入力して登録すると、次回以降は検索条件を設定せずにリソースを確認できます。

image.png

image.png

image.png

タグエディタ

次に、タグエディタでクロスリージョンの検索をします。

タグエディタ > All regions > All supported resourece types を選びます。
タグに Project: X を指定して、リソースを検索 リンクを押します。
すると、「リソースの検索結果」欄に先ほど作成した、東京リージョンと大阪リージョンの関数が表示されます。

image.png

また、表示されたリソースのチェックボックスにチェックを入れ、選択したリソースのタグを管理する リンクを押します。

image.png

次の画面では、Project: X の値を一律変更したり、新しいタグを一律で付与することができます。

image.png

(Lambda関数)
image.png

以上です。

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