こんにちは。
現在20歳でSIer系の上場企業に従事している、sirroと申します。
この度、10月に受験した情報処理安全確保支援士試験に合格しましたので、その感想を記録として残しておきます。
筆者のスペック(資格面)
2022年10月、基本情報合格。
2023年4月、応用情報不合格。
2023年10月、データベーススペシャリスト合格。
筆者のスペック(業務面)
主にJava系案件の開発をメインに担当しており、セキュリティ関係の業務をした経験はなし。
試験結果
午前I → 昨年10月にデータベーススペシャリスト試験に合格していることにより、免除。
午前II → 60点。
午後II → 大問1 & 大問3を選択。73点。
勉強法
午前問題は「徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書 令和6年度」を読んだ後にひたすら過去問道場を回して対策。試験1ヶ月前の時点では数十問といて8割解けるほどの理解度に達していた。
午後問題は「徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書 令和6年度」内の午後対策問題を解くのと、試験1ヶ月ほど前に「フロントエンド開発のためのセキュリティ入門 知らなかったでは済まされない脆弱性対策の必須知識」を購入しセキュアプログラミング系分野の対策。
午後のセキュアプログラミング系問題は過去10年分ほど全て解いた。
試験戦略
セキュアプログラミング系問題で8割、その他で最低4割取って合格を目論んだ。
試験直後の感想
以下記事にまとめている。
一言で言うと「受かってても落ちてても納得する」手応えだった。
戦略だった「セキュアプログラミングで8割」は達成を確信したが、「その他で4割」が微妙な感触だった。
令和6年度秋季試験結果詳細
応募者数 → 24032人。
受験者数 → 17324人。
合格者数 → 2615人。
合格率 → 15.1%。
合格率15%という数字は、平成29年に「情報処理安全確保支援士」が創設されるなどして試験区分が変更されてから最低の結果となった。
試験結果を受けての感想
午前問題は正解が一つしかなく、自己採点が可能なのでマークミスさえなければ合格していることはわかっていた。
午後問題は長文で答える問題も多く、部分点等がどれほどあるかも微妙だったので、結果を見て少し驚いた。
個人的には60前後だろうと見込んでいたのだが、予想外の70点代。
恐らく以下のように得点していたと思う。
・大問1(インシデントレスポンス) → 5割(25〜30点)
・大問3(クレジットカード情報の漏洩) → 9割(45〜50点)
「セキュアプログラミング系問題で8割、その他で4割」という戦略はハマり、合格することが出来た。
大問3はともかく、大問1は予想以上に高得点だったので、恐らくテキトーに書いた長文回答がそれなりに部分点をもらったのだと思う。
合格率が近年に例を見ないほど低水準だったにも関わらず、しっかり合格することが出来たのはとても嬉しく思う。
これで、IPA国家試験には4戦3勝。このうち高度区分試験には2戦2勝と、まずまずの成績を残すことが出来た。
今の所他の高度区分試験を受験する予定はないが、次何か受けるとしても合格する自信が十分にある。
まとめ
以上。令和6年度秋期 情報処理安全確保支援士試験に合格した感想でした。
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