童心にかえって、sunabarで遊んでみました。
どんなもの
GMOあおぞらネット銀行のGUIとAPIの両方が簡単に試せる環境です。
sunabar とは、仮想インターネットバンキングで、入出金や振込などを自由にお試しいただける「API 実験場」です。当社口座を保有しているお客さまは、審査なしでご利用が可能なため、個人のお客さま、法人のお客さまでも、当社の銀行 API の開発に取り組むことができます。
必要なもの
- GMOあおぞらネット銀行の口座(sunabarの利用に必要)
- 開発者ポータルへの登録 (API仕様の閲覧に必要)
口座開設が面倒という方は、開発者ポータルの登録だけでもAPI仕様が確認できるのでご刮目されるのも良いかなと思います。
ざっくり全体像
- sunabarポータル
- sunabarサービスサイトで利用するアカウントの作成・管理や仮想銀行口座に対する入出金
- 初期は個人・法人の2アカウント(10アカウントまで)
- sunabarサービスサイト
- sunabarポータルで管理しているアカウントで利用できるWEBサイトのテスト環境
- 開発者ポータル
- https://api.gmo-aozora.com/ganb/developer/api-docs/
- APIの仕様が確認できる
1. sunabarポータルで仮想銀行口座に入金
ポータルサイトのログイン画面
ログイン後のメニュー画面
ATM入金画面
2. sunabarサービスサイトで個人の口座から法人の口座へ振込
入金が反映されたsunabarサービスサイトのTOPページ
一瞬お金持ちの気分になれるかも
法人の口座へ振り込み
メール認証はsunabarポータルで取得できるトークンを入力
振込後のTOPページ
3. APIで口座を確認
アカウントIDを取得
(トークンはsunabarサービスサイトから取得)
$ TOKEN=*****
$ ACCOUNT_ID=`curl -X GET \
https://api.sunabar.gmo-aozora.com/personal/v1/accounts \
-H 'accept: application/json;charset=UTF-8' \
-H "x-access-token: ${TOKEN}" \
| jq -r '.accounts[] | select(.primaryAccountCode == "1") | .accountId'`
残高照会
$ curl -X GET \
> "https://api.sunabar.gmo-aozora.com/personal/v1/accounts/balances?accountId=${ACCOUNT_ID}" \
> -H 'accept: application/json;charset=UTF-8' \
> -H "x-access-token: ${TOKEN}" \
> | jq '.'
{
"balances": [
{
"accountId": "************",
"accountTypeCode": "01",
"accountTypeName": "普通預金(有利息)",
"balance": "800000",
"baseDate": "2020-05-03",
"baseTime": "18:21:22+09:00",
"withdrawableAmount": "800000",
"previousDayBalance": "0",
"previousMonthBalance": "0",
"currencyCode": "JPY",
"currencyName": "日本円"
}
],
"spAccountBalances": []
}
入出金明細照会
$ curl -X GET \
> "https://api.sunabar.gmo-aozora.com/personal/v1/accounts/transactions?accountId=${ACCOUNT_ID}&dateFrom=2020-05-03&dateTo=2020-05-03" \
> -H 'accept: application/json;charset=UTF-8' \
> -H "x-access-token: ${TOKEN}" \
> | jq '.'
{
"accountId": "************",
"currencyCode": "JPY",
"currencyName": "日本円",
"dateFrom": "2020-05-03",
"dateTo": "2020-05-03",
"baseDate": "2020-05-03",
"baseTime": "20:09:44+09:00",
"hasNext": "false",
"count": "2",
"transactions": [
{
"transactionDate": "2020-05-03",
"valueDate": "2020-05-03",
"transactionType": "1",
"amount": "1000000",
"remarks": "ATM セブン",
"balance": "1000000",
"itemKey": "285"
},
{
"transactionDate": "2020-05-03",
"valueDate": "2020-05-03",
"transactionType": "2",
"amount": "200000",
"remarks": "振込 ********(カ",
"balance": "800000",
"itemKey": "286"
}
]
}
感想他
sunabar はじめてガイドより
現在世の中に存在するコミュニティは座学やセミナー形式のものが多く、実際に動かして確認できる開発環境は限定的です。No.1 テクノロジーバンクを目指す当社は、国内銀行初の試みとして、本格的な銀行 API 実験環境を「sunabar -GMO あおぞらネット銀行 API 実験場-」と名付け、個人・個人事業主・法人のお客さまに開放いたします。
- この考えには全く賛同です。こういった文化がどんどん広まっていくといいなーと思いました。
- APIはOpenID ConnectとOAuth2.0に対応していますが、sunabarではでaccess tokenを取得した状態からの利用となります。ちょっと試すにはこの方が便利かな。