QRコードを読み取りやすくする方法
QRコードの読み取りがうまくいかないときの対策をいくつか紹介します。
- QRコードの画質を良くする
- QR生成ツールのバージョンを最新にする
- QRコードの誤り訂正レベルを上げる
1. QRコードの画質を良くする
QRコードをより鮮明に表示するために画質を上げます。
ライブラリ等QRコードを生成する大元では1,000px×1,000pxなど大きいサイズで出力し、それを実際の出力サイズに合わせてCSSで小さくすると鮮明なQRコードを表示できます。
2. QR生成ツールのバージョンを最新にする
QRコードを生成するツールのバージョンが古いと、読み取り側のデバイスのバージョンと仕様が合わずに読み取れない恐れがあるため、QR生成ツールのバージョンを最新にアップデートします。
3. QRコードの誤り訂正レベルを上げる
QRコードは一部破損しても読み取りを可能とする誤り訂正機能があります。
誤り訂正レベルは以下の表のとおり、QRコードの何%が破損していても読み取れるかを定める項目です。
レベルL | レベルM | レベルQ | レベルH |
---|---|---|---|
誤り訂正 7% | 誤り訂正 15% | 誤り訂正 25% | 誤り訂正 30% |
※設定方法はQRコードを生成するツールのよって異なるので、ツールの使用方法を参照ください。
誤り訂正レベルを高く設定するほどQRコードの目が細かくなります。
QRコードが読み取れない原因によっては、目を細かくすることでさらに読み取りにくくなる可能性があるので、状況に応じてレベルを設定をHとLのどちらに寄せるか判断してください。