VCIで再生する音ファイルについて
コンバンハ
せっかく2枚目あるのにちょっとでもと・・。
ボタンを押したとき等に音を鳴らしたいことは多々あるかと思います。
バーチャルキャスト公式によると 「44.1kHz 16bit のWAVE推奨」 とあります
https://virtualcast.jp/wiki/vci/sample/audio/tutorial
実際の所どうなのか検証してみましょう
検証日:2022年11月末 Ver2.3.0f
○waveファイル検証結果
複数の音声bit及びサンプリングレートを試してみました。
企画倒れかな?
8,000~192,000Hzまで試してみましたが、
16bit、24bitは再生可能。32bit系は再生出来ました。
雑音が入るようなこともありませんでした。
○mp3ファイル検証結果
気を取り直してmp3ではどうなんでしょう
やっぱり企画倒れ?
サンプリングレート32,000Hz、44,100Hz、48,000Hzで32kbps~320kbpsを試してみましたが
問題はありませんでした。
○ビットレートの上書き
問題はないと言いましたが将来にわたり問題ないというわけではありません。
また、エンコードするソフトによっては再生出来無かったり雑音が入るかもしれません。
bit変更は出来ませんが、サンプリングレートの変更であればunity上で可能です。
音源ファイルのインスペクターを見てみましょう
「サンプリングレート設定」→「サンプリングレートのオーバーライド」とし、
「44,100Hz」を選択。「適応する」をクリックしましょう。
これで再エンコードなしにサンプリングレートを変更できました。
音を鳴らしたときに雑音や音質に違和感を感じた場合、
手動でサンプリングレートを設定するのも良いかもしれません。
もちろん、元音源の音質が悪ければいくらサンプリングレートを高くしも
失われた音質は戻ってきません。
○まとめ
VCIは100Mbまでとの制限もあるため
無理に高音質なファイルを選択する必要はあまりないでしょう。
少し前まではビットレートによって雑音が入ることもありましたが
検証時点においては問題がありませんでした。
もっとも、問題ないと言っても推奨は 「44.1kHz 16bit WAVE」 とあるため、
数秒であればwaveを、長めの場合はmp3と使い分けするのが無難でしょう。
一番大事なこと大きい音量は周りの人に迷惑をかけるため控えめにしようね!!