もくじ
はじめに
当記事はロボコンで使える?かもしれない感じのマイコンボードの作り方を適当に書きなぐる記事です。
ちょうど全ロボ用に名刺基盤を作ろうとしていたので名刺基盤かつ汎用インジケータ基盤として使えるボードを作っていきたいと思います。
当記事は高専ロボコン Advent Calendar 2024の8日目担当です!
要件定義
さっそく要件定義をしていきます。
名刺基盤のついでといえど、まあまあ使えるインジケータ用ボードにしたいです。
既にオフシーズンなのでできれば新しい部品を使わず既存部品、またはROHM様に提供してもらった部品を使いたいです。
というわけで以下の用に定義しました
インターフェース
・CAN...ロボット内部での通信用。CANから信号を受け取った値をインジケートする。
・USB-TypeC...PCに繋いでVCPとして使用する。
・SWD...STMマイコンの書き込み用として使用する。
表示系
・7セグLED...数字がデカく見えると便利なのでつける
・RGBLED...ピカピカ光るとかっこいいし色に意味をもたせると使いやすい説があるのでつける。
・SSD1306のディスプレイ...I2Cで動くディスプレイ。かっこいいのでつける
以上を要件として頑張って設計します。
使うもの
CAN、I2C、VCP、SWD、GPIO大量...を扱うのでできるだけ強くて大きいマイコンがほしい感じです。
部室に余っているので「STM32F405RG6」を使います。
CANトランシーバにはROHM様に提供していただいた「BD41041FJ-C」
RGBLEDはROHM様に提供していただいた「SMLVN6RGB1U1」
7セグLEDはROHM様に提供していただいた「LB-603VP」
を使用します。
CAN、電源、SWDはいい感じにXHコネクタを使います。
ROHM様本当に毎年ありがとうございます🙇🙇🙇
USB-TypeCは秋月の商品名で「USB Type-Cコネクター 基板用」として発売されているもの使用します。
使うものは決まったのであとは設計するだけです。
※部品のパッケージ、ピン番号だけは絶対に間違えないように頑張る
※各部品の使い方はデータシート読んで頑張って頑張る
完成
できた
ガーバーはKiCadのプラグインのJLCPCB用のものを使って出しました。
製造依頼していまは到着待ちですwktk
というわけでマイコンボードを作る一連の流れでした