1.想定する読者
- 以下の記事を見てgoogle colabの日本語化を済ませたのに、また2019年年明けから豆腐に悩まされている皆様(筆者含む)。
- Colaboratoryでmatplotlibの日本語表示
- https://qiita.com/unvavo/items/a907cb927bdadc1d8d0c
- 尚、上記記事には大変お世話になりました。助かりました。
2.結論:matplotlibがver.3以上だとfont cacheが「fontlist-v300.json」に変更
- 上記記事にあるようにfont cacheを消しても意味がないです。
NG.py
# このコマンドだと豆腐不可避
rm /root/.cache/matplotlib/fontList.json
- matplotlibのcacheに-v300と書いてある見慣れないファイル、これが本来消すべきfont cacheです。
ls.py
!ls -ll /root/.cache/matplotlib/
-rw-r--r-- 1 root root 46110 Jan 17 17:06 fontList.json
-rw-r--r-- 1 root root 29351 Jan 17 17:06 fontlist-v300.json # これが目標物です
drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jan 17 17:06 tex.cache
- 執筆時点(2019年1月)でgoogle colabにデフォルトでインストールされているmatplotlibのVersioonは3.0以上になっており、cacheファイルが変更になっています。
pipfreeze.py
!pip freeze
~(中略)~
matplotlib==3.0.2 # バージョンが3以上
~(中略)~
3.matplotlib ver.3以降の新たな日本語表示手順
success.py
# 日本語フォントをダウンロードする。
!apt-get -y install fonts-ipafont-gothic
# キャッシュを削除する。
# !rm /root/.cache/matplotlib/fontList.json # 旧cache
!rm /root/.cache/matplotlib/fontlist-v300.json # 消すべきcache
# ランタイムを再起動する。
- 削除するキャッシュさえ間違わなければ解決できます。
4.before-after
以上です。