初めに
こんにちは、Apache初心者です。
Apacheを実際にさわっていく上で基本的なところをまとめました。
macOSです。
Apacheがどういったものなのかという内容は含みません。
1. インストール
- インストール
brew install httpd
ApacheはmacOSで標準搭載されているが、標準のものは署名していないプログラムを起動しないようになっており、PHPのモジュールがひっかかってしまうため、brew版をinstallする。
- 確認
httpd -v
2. 設定ファイル
- 設定ファイルの場所
/usr/local/etc/httpd/httpd.conf
設定ファイルで最低限知っておきたいとこ
- ポート
httpd.conf
Listen 80
- 公開するフォルダ
httpd.conf
DocumentRoot "/usr/local/var/www"
3. コマンド
3.1. 基本
httpd
コマンドの-kでプロセスの管理をする。
特権ポート(例えば80番ポート)を使用する場合はsudoが必要。
Apacheの起動
httpd -k start
アクセス先: http://localhost
Apacheの停止
httpd -k stop
Apacheの再起動
httpd -k restart
3.2. 設定ファイルのチェック
設定ファイルにシンタックスエラーがないか確認するコマンド。
再起動前に必ず確認する。
httpd -t
3.3. brew serviceをつかった場合
brew serviceコマンドで起動することで、サーバーを再起動した場合に自動的にApacheを起動してくれる。
いちいち起動する手間が減って便利だが、常にバックグラウンドで動かれてメモリやCPUリソースを使うので、ずっと起動しておく必要がなければhttpdコマンドを使う。
Apacheの起動
brew services start httpd
Apacheの停止
brew services stop httpd
Apacheの再起動
brew services restart httpd
Apacheのステータス確認
brew services list