はじめに
応用情報技術者試験で出てくるDHCPがUDPを使用する理由についてまとめてみました。
理由
DHCPがトランスポート層のプロトコルにUDPを使用する理由は、DHCPのシーケンスの中でブロードキャスト通信が行われるためです。TCP(Transmission Control Protocol)は、通信相手とコネクションを確率して通信を行うプロトコルです。ユニキャスト(1対1の通信)しかサポートしていません。これに対してUDP(User Datagram Protocol)は、コネクション確率の必要がないプロトコルです。ネットワーク内で不特定多数の相手に向かって同じデータを送信するブロードキャストや、ある特定の複数の相手を対象に同じデータを送信するマルチキャストといった、1対Nの通信にはUDPが利用されます。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます!
参考文献
令和06-07年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午後】 単行本(ソフトカバー) – 2024/3/22
大滝 みや子 (著)
p.320