はじめに
システム開発の基本用語(インフラ、コード、ビルド、デプロイ、デフォルト、スケール、スケーリング)について、まとめてみました。
インフラ
インフラストラクチャ(Infrastructure)の略で、情報システムの動作する基盤となるサーバーやストレージなどの機器、ネットワークケーブルといったハードウェアとOS、ミドルウェアといった一部のソフトウェアを指す。
AWSにおいてはサービスとして提供されないAWS側の管理する部分を指すが、システム開発においては実処理を行うアプリケーションの対義語として使われ、EC2やRDSなどのAWSサービスも含められることがある。
コード
正式には「ソースコード」と呼ばれる、プログラミング言語で書かれたプログラムの設計図。HTML文書やCloudFormationなどで使われるJSONファイルも、同様の意味でコードと呼ばれることがある。
ビルド
ソースコードをコンピューターが実行できる形式に変換することを指す。プログラミング言語によってはビルドを必要とせず、ソースコードをコンピューターがそのまま実行できるものもある。
デプロイ
アプリケーションを対象のコンピューターに配置し、実行できるように準備すること。
デフォルト
「初期設定」を意味する。「デフォルトで〇〇の動作をする」という文章は、「何も設定をしなければ〇〇の動作をする」と読み換えることができる。
スケール、スケーリング
コンピューターリソースの量を変更することを指す。単体のコンピューターのリソースを増減させることをスケールアップ、スケールダウンと呼び、複数台で動作しているシステムのコンピューターの台数を増減させることをスケールアウト、スケールインと呼ぶ。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます!
参考文献
・図解 Amazon Web Servicesの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる 単行本(ソフトカバー) – 2022/2/2
NRIネットコム株式会社 (著), 上野 史瑛 (著), 小林 恭平 (著), 尾澤 公亮 (著), 高梨 友之 (著)
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