はじめに
応用情報技術者試験で出てくるDNSリソースレコードについてまとめてみました。
DNSリソースレコード
DNSサーバ(権威DNSサーバ)は、自身が管理するゾーンの情報をテキスト形式で定義し、ゾーンファイルと呼ばれるファイルで管理しています。ゾーンファイルには、任意のホストを指し示すドメイン名(FQDN : Fully Qualified Domain Name)に対し、そのIPアドレスを定義するAレコードのほか、ホスト名の別名を定義するCNAMEレコードなど様々な種類の情報(リソースレコード)が定義されます。代表的なものを下記にまとめておきます。
Aレコード
ホスト名に対応するIPアドレスを定義
(例)
www.example.jp. IN A 100.1.1.1
dns.example.jp. IN A 100.1.1.2
CNAMEレコード
ホスト名の別名(エイリアス)を定義
(例)
www.example.jp. CNAME backup.example.jp.
NSレコード
DNSサーバを定義
(例)
example.jp. IN NS dns.example.jp.
MXレコード
メールサーバを定義
(例)
example.jp. IN MX 10 mail1.example.jp.
example.jp. IN MX 20 mail2.example.jp.
↑優先度:小さい方を優先
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます!
参考文献
令和06-07年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午後】 単行本(ソフトカバー) – 2024/3/22
大滝 みや子 (著)
p.318