はじめに
ITスクールRareTECHで学習しているsio-irukaです。
Pythonのライブラリの名称の意味について、簡潔にまとめてみました。
NumPy
「Numerical Python」の略。
Pythonの数値計算ライブラリ。
効率的な数値計算やデータ処理を行うための強力なツールを提供する。
pandas
「panel data s」の略。
(※パネルデータ(Panel Data)は、同じ観測対象(個体や事象)について、異なる時点でのデータを収集したデータセットのことを指す。パネルデータは、時間的な変化を追跡しながら、個体間の違いを分析するのに非常に有用。)
Pythonのデータ分析ライブラリ。
特にデータ操作やデータ解析に特化している。
pandasは、データの読み込み、前処理、操作、集計、可視化などを簡単に行うための強力なツールを提供する。
Matplotlib
「MATLAB plotting library」の略。
MATLABのようなグラフ描画機能をPythonで実現するために開発されたライブラリ。
MATLABのユーザーがPythonに移行しやすくするために、似たようなインターフェースを提供している。
SciPy
「Scientific Python」の略。
Pythonプログラミング言語を使用して科学技術計算を行うためのライブラリ。
数値計算、データ処理、最適化、統計、信号処理など、さまざまな科学技術的なタスクをサポートするために設計されている。
SciPyは、NumPyを基盤としており、NumPyの配列を利用して効率的な計算を行う。これにより、科学技術計算やデータ分析の分野で非常に広く使用されている。
scikit-learn
「SciPy Toolkit for Machine Learning」の略。
具体的には、SciPyライブラリの一部として開発された機械学習のためのツールキットを指す。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます!