はじめに
統計検定2級に出てくるラスパイレス指数とパーシェ指数の式がややこしく、どうやって覚えれば良いか、まとめてみました。
指数(index)とは
一般に、多数の同種のデータを比較するために、ある値を基準にして他の値を基準値に対する比で表したもの。
ラスパイレス指数(Laspeyres index)とは
基準年の購入数量を固定した場合の基準年と比較年の購入金額の比。
ラスパイレス(Laspeyres)とは
ドイツの経済学者エティエンヌ・ラスパイレス(Etienne Laspeyres)(1834~1913)氏の名前。
パーシェ指数(Paasche index)とは
比較年の購入数量を固定した場合の基準年と比較年の購入金額の比。
パーシェ(Paasche)とは
ドイツの経済学者ハーマン・パーシェ(Hermann Paasche)(1851―1925)氏の名前。
覚え方
両方の式をそのまま覚えようとすると頭が混乱してしまうので、覚え方として、まずラスパイレス指数の式だけ覚えておいて、パーシェ指数の式はラスパイレス指数の分母と分子を入れ替えて、あとは全部基準と比較を入れ替える、とすれば覚えやすいのでは、と思っています。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます!