大隈重信と統計
大隈重信は明治時代に内閣総理大臣を務めたことがあり、統計院設置のための建議を行い、その冒頭で「現在の国勢を詳明せざれば、政府すなわち施政の便を失う。過去施政の結果を鑑照せざれば、政府その政策の利弊を知るに由なし(現在の国の状態(人口や産業など)を詳しく明らかにしなければ、政府は適切な行政(政策の実行)を行うことができない。また、過去に行った政策の結果をよく見直さなければ、その政策が良かったのか悪かったのかを判断することもできない。)」と、統計の重要性を訴え、統計院の初代院長に就任した。
参考情報
総務省統計局のホームページ
https://www.stat.go.jp/museum/toukei150/
参考文献
日本統計学会公式認定 統計検定 統計調査士・専門統計調査士 公式問題集[2017〜2019年] 単行本(ソフトカバー) – 2020/6/1
日本統計学会 (編集)
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