React、node.js、Google Cloud Platform (App Enigine)でSORTFULというチームビルディングゲームを作る際に出てきた疑問を、備忘録として記事にまとめています。
はじめに
今回SORTFULを開発するにあたって、Webex APIとSlack APIを使いました。
ここで問題になってくるのが、APIキーの隠し場所です。
そこで私は、GAEにデプロイする際に使うyamlファイルに環境変数として登録する方法を選びました。
以下にその方法を記します。
環境変数を設定する方法
GAE(Google App Engine)では、app.yamlに環境変数を設定できます。(参考:app.yaml構成ファイル)
app.yaml
env_variables:
MY_VAR: "my value"
ただし、app.yamlはGAEにデプロイされてしまいます。(見ようと思えば誰でも見れる状態)
そこで、.gcloudignoreを使った以下の手順で設定します。
①secret.yamlに環境変数を定義し、
②app.yamlでsecret.yamlをincludeで読み込み、
③.gcloudignoreでsecret.yamlファイルをコミット対象から除外する。
app.yaml
includes:
-secret.yaml
secret.yaml
env_variables:
webex_token: "********"
.gcloudignore
secret.yaml