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Flutterアプリでサービス展開をするフランス企業3社の事例

Last updated at Posted at 2023-12-16

この記事は、【 可茂IT塾 Advent Calendar 2023 】の17日目の記事です。

最近は、Flutterを取り入れる企業さんが増えてきた印象ですよね。
でも、海外だとどうなんだろう と思いませんか?

今回は、世界を賑わせたフレンチテックの国、フランスでFlutterを取り入れてる企業3社を紹介します!

SNCF (エスエヌセーエフ)

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SNCF(Société Nationale des Chemins de fer français)はフランスの主要鉄道会社。フランス政府によって管理される国有企業で、地下鉄から新幹線まで、フランスのすべての鉄道がSNCFによって運営されてます。
SNCFの子会社「sncf connect」がアプリケーション管理に携わり、現在ではフランス人口の約1/5、1400万人のユーザーを抱えるといわれています。

アプリ上では、経路検索からチケットの購入・変更を行うことができます。地方都市を走る電車TERやフランス版新幹線TGVは、時間帯や混み状況などにより値段が変化するため(値段が倍になることも!)事前購入は必須。鉄道移動をする人にとって欠かせないアプリと言えるでしょう。

Crédit agricole(クレディ アグリコール)

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Crédit agricole(Crédit Agricole S.A.)は総合金融機関、ユーロネクスト・パリ上場企業です。個人向けの銀行部門ではフランスでトップシェア。かつては農業系金融機関で、日本でいうところの農林中央金庫のような存在でした。
クレディ アグリコール・グループは仏発の世界有数の大手金融機関で、日本を含め世界各国で金融サービスを展開しています。

アプリ上では、貯蓄・ローン・保険等様々なサービスへのアクセスが可能。Flutterアプリ開発は、ポーランドの開発企業「Lean Code」が担いました。開発期間は約1年、約250人のエンジニアが開発に携わったといわれています。

*こちらで、開発に関する詳細が公開されています。
https://leancode.co/Building_Mobile_Banking_Apps_with_Flutter.pdf

BlaBlaCar(ブラブラカー)

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BlaBlaCarは、相乗りしたいドライバーと乗客をつなぐマッチングサービスと格安長距離バス事業を展開しています。創業者のフレデリック・マゼラさんは、地方への移動に苦労した自身の経験を元に2006年から本格的に事業をスタート。現在はヨーロッパを始め、モロッコ、トルコ、インドなどを含む世界22か国でサービスが展開されています。会員数は世界で1億人を超え、フランスでは18歳〜35歳の60%の人が登録しているといわれています。

アプリ上では、相乗り・長距離バス情報を閲覧・予約が可能。口コミ評価や相乗り条件を参考に、ドライバーを選択することができます。相乗りは長距離バスよりも移動費を安く抑えられる場合もあり、海外旅行者にも使われています。支払いはカード決済、ドライバーとの直接の金銭的なやり取りは不要です。

最後に

今回は、Flutterアプリを利用しサービス展開をするフランス企業3社を紹介しました。

大手企業も国有企業も、Flutterを取り入れるんですね。
Flutterアプリが、世界中で使われていることを実感してもらえたらうれしいです!

引用

Google play 
SNCF Connect: Trains & trajets
Ma Banque
BlaBlaCar : Covoiturage et Bus

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