はじめに
この記事はPython Advent Calendar 2017 2日目の記事です。
その1: https://qiita.com/advent-calendar/2017/python
その2: https://qiita.com/advent-calendar/2017/python_python
まさかのJetBrainsアドベントカレンダーもありました。PyCharmネタなのでこっちのほうが相応しかったかも?
https://qiita.com/advent-calendar/2017/jetbrains
カレントディレクトリをPyCharmで開きたい
ターミナルでディレクトリを移動していて、カレントディレクトリをエディタ or IDEで開きたいときがあると思います。
たとえばAtomの場合、
$ atom .
でカレントディレクトリをプロジェクディレクトリとしてエディタをひらけます。
VS Codeでもcodeコマンドがありますね。
私はPythonを書くときJetBrains製のIDE「PyCharm」を使っていますが、同じことをPyCharmでもやりたいです。
開発環境
- シェル bash
- MacOSX 10.11.6 (El Capitan)
- PyCharm 2017.1.2 Pro (Community版は未検証)
Tool > Create Command-line Lancher...
と選択すると、コマンドを置くパスを聞かれるのでデフォルトで問題なければOKとするとターミナルからcharmコマンドが使えるようになります。
# カレントディレクトリをPyCharmでひらく
$ charm .
# デフォルトのcharmコマンドの場所
$ which charm
/usr/local/bin/charm
charmコマンドでは差分をとることやマージもできるようです。
使うかと言われれば微妙ですが…
$ charm -h
Usage:
/usr/local/bin/charm -h | -? | --help
/usr/local/bin/charm [project_dir]
/usr/local/bin/charm [-l|--line line] [project_dir|--temp-project] file[:line]
/usr/local/bin/charm diff <left> <right>
/usr/local/bin/charm merge <local> <remote> [base] <merged>
IDEなのでAtomやVS Codeほどの軽快さはありませんが、PyCharmをお使いの諸兄姉においては、ちょっとした手間が省けて便利かと思います!
補足
PyCharmの初期設定画面でcharmコマンドを入れるかどうかのチェックボックスがあるようです。そちらを使っても同じようにcharmコマンドが使えます。