何を使ってテストするか
1.エミュレーターによるテスト
レスポンシブ対応のチェックで使う(UI)
準備が不要
2.実機のテスト
実際のスマホを使う(準備が大変)
機種が多いため、主要な機種に絞って行う
エミュレーターでは見つからないハードの部分も検証できる
3.リモートテストキット
実機を用意せずに実機をリモートでレンタルできる→リモートワークメインの会社で使われることが多い?
複数OS、複数機種の検証ができる
単純な挙動であれば複数台同時操作もできる
テスト項目(機能・結合テスト)
1.アプリ設定のテスト
アプリがデバイスに正常にインストールされるか
アプリアイコンがデバイスに表示されるか
アップデート後も既存データが消えていないか
アンインストールが正常にできるか
2.起動時のテスト
アプリの起動が5秒以内であるか
3.UIテスト
フィールドやオブジェクトが設計書通りの位置にあるか
デザインが設計書通りであるか
各種バリデーションチェック
画面遷移
画面を縦持ちの場合と横持ちの場合でレイアウト崩れがないか
4.アプリの使用が中断される際のテスト
使用中に電話がかかってきた時
バックグラウンド動作
電池切れからの再起動
充電中/電池が少ない状態でも正常に動くか
システムメンテナンス時の挙動
スリープからの復帰
5.ネットワークのテスト
Wifi、3G、4Gなど、さまざまなネットワークの場合
4GとWifiの両方がある場合、Wifiを優先して使用するか
ネットワークを4GからWifiに切り替えた場合(Wifi優先)その逆の場合(Wifiネットワークの損失を通知)
Wifiを使用しているときにネットワークが失われた場合、ユーザーに通知できているか
6.デバイスメディアでのテスト
アプリのBGMのON・OFF
別の音楽アプリが再生されている状態でアプリを起動する
アプリで音量が操作できるか
バイブレーションモードなど
7.パフォーマンステスト
OS、処理速度、容量、画面サイズが異なるデバイスで性能テストをする
特定の時間帯に、多くの人が同時にアクセスする場合
一度に多くの人がインストールする場合
8.セキュリティテスト
アプリが求める権限は必要以上のものではないか
ユーザーのデータにアクセスする前にアプリは許可を求めるか
ログインに失敗したとき、回数制限はあるか
認証機能SSO(サードパーティ)でサインインできるか
9.アプリのストア申請 (Google Play Store)
1.カテゴリーが正しくないアプリではないこと
2.著作権・商標権侵害していないアプリであること
3.不正広告アプリではないこと(※アダルト系は注意です)
9.アプリのストア申請 (Apple Store)
1.クラッシュするアプリではないこと
2.アプリにバグがないこと
3.インストールや起動の前に、iOSデバイスの再起動を推奨するアプリではないこと
4.個人情報を有するアプリではないこと
5.プッシュ通知を使って、個人情報を送信するアプリではないこと
6.空のiAdを含んだアプリではないこと
7.広告表示のためだけに設計されているアプリではないこと
8.急激にバッテリーを消費したり、過度の熱を発生させるアプリではないこと
9.政治批判やユーモアは誹謗、中傷なコメントではないこと
10.非公開APIを使用するアプリではないこと
11.初回起動時ブラウザ立ち上げがないアプリであること
12.ユーザー自身でアカウントを削除する機能を有すること
※他にもあります