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Linux(Ubuntu)へのUE4のインストールメモ

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今までWindowsでしかUE4をインストールしたことが無かったものの、Linuxでも使えるそうなのでメモしつつ進めてみます。

試す環境

  • Ubuntu14.04LTS (古めだけど、手元で使えるGPU積んでいるデスクトップLinuxということで・・・)
    • GPUはGTX1080使っています。

参考にするページ

公式の以下のドキュメントを参考に進めていきます。

まずはエピックのアカウントを作る

サインインのページなどからサインアップのリンクをクリックして規約などを確認しつつアカウントを作ります。この辺は事前に登録済みだったので割愛。

サイン後の画面でアカウント名のところをクリックして開発者情報をクリック。

20190901_1.png

接続済みアカウントのメニューを選択する。

20190901_2.png

Githubと連携するためのメニューが表示されるので選択。Githubへのログインや紐付けの許可の画面が表示されるのでそのまま進める。

20190901_3.png

※上記スクショは既に連携済みの状態。

Githubからzipのダウンロード

エピックのアカウントとGithubのアカウントの連携設定が終わると、UE4のGithub上のコードにアクセスできるようになります。

20190902_1.png

※アクセスできない場合、Githubとエピックアカウントの連携設定がうまくいっていないかもしれません。

Linuxに関しては現状インストーラーとかは用意されておらず、Githubからzipを落としたりして対応する必要があります。

今回は、以前使ったUnrealEnginePythonというプラグインを将来利用することを加味しで、最新版ではなく4.21.2のUE4のバージョンを選択します。

以下のリリースページからzipをダウンロード。

ダウンロードしたzipを解凍しておきます。

UE4のビルド

既に解凍したファイルで1GB越えている感じですが、ビルド前に10GBは少なくとも必要とのことです。

解凍したディレクトリでターミナルを機動して(もしくは展開後のディレクトリにターミナルで移動して)、ディレクトリ直下にあるSetup.shを実行します。

$ ./Setup.sh

20190902_2.png

ぼちぼち時間がかかるのでしばらく放置します。

**********  SUCCESS ****************
Setup successful.

無事終われば以下のようなメッセージがコンソールに表示されます。

同様にGenerateProjectFiles.shファイルもターミナルで実行します。

$ ./GenerateProjectFiles.sh

20190902_3.png

その後にmakeを実行することで、ビルドが実行されます。

$ make

多分ドキュメントで使われているUbuntuよりも恐らく古いので通るのかなーとはらはらしながらしながら待ちます。
結構時間がかかります。

Total build time: 2195.63 seconds (Local executor: 2162.03 seconds)

システムの仕様に応じて、エンジンをコンパイルするには 10 分から 1 時間以上かかることがあります。
3 - Linux で UE4 をビルドする

ビルド後のバイナリを実行する

まずはビルドされたバイナリが設置されているディレクトリに移動します。

$ cd ./Engine/Binaries/Linux/

続いてそのディレクトリにあるUE4Editorを実行します。

$ ./UE4Editor

しばらく待つと見慣れたUIが起動します・・!

20190903_2.png

Windowsだとディレクトリパスは極力短くするといいかも・・みたいなTIPSがあったような気がしないでもないですが、Ubuntuはどうなんでしょうね・・一旦気にせずにファーストパーソンのプロジェクトを作ってみます。

20190903_3.png

少し動かしてみましたが無事動いているようです。
普通に私の環境(Ubuntu14.04)でも動いてくれるようで・・・:smile:

今までWindows使っていましたが、特に環境作りなども難しいこともなくシンプルだったので、今後Python関係で色々連携させて遊びたいことを考えるとUE4もUbuntu環境でもいいかな・・と思いはじめました。

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