用意した物
作業用のMacBook Pro
本体と電源
Jeston Nano Developer Kit
SUCCUL ACアダプター 5V 4A センタープラス/出力プラグ外径 5.5mm(内径2.1mm)
ジャンパーピン (Bullet JP02)
無線LAN接続
TP-Link WIFI 無線LAN 子機 11n/11g/b デュアルモード対応モデル TL-WN725N
起動用microSD
シリコンパワー microSD カード 128GB (class10 UHS-1)
Transcend USB 3.1 Super Speed カードリーダー TS-RDF5K
USB-SSDでの「起動」用
Geekworm NVIDIA Jetson Nano 用2.5インチ SATA SSD/HDD ストレージ拡張ボードT300 V1.0
Samsung SSD 1TB 860QVO 2.5インチ内蔵型
とりあえず買っておいたもの
Noctua NF-A4x20 5V PWM 40mm 静音 ファン 5000rpm
SainSmart IMX219 AIカメラモジュールNVIDIA Jetson Nanoボード用8MPセンサー77度FoV
BUFFALO 11n/a/g/b 300Mbps 簡単無線LAN子機 WLI-UTX-AG300/C
作業ではまったところ
JetCardイメージを書き込んだmicroSDを使って起動。
(5V電源で給電。まだSSDは繋げていない。)
MacBook ProとUSBで繋げて、http://192.168.55.1:8888 へアクセスしても...繋がらない。
テキストがいくつか入ったドライブはマウントされるのだけど。
試行錯誤...
ParallelsのWindows10を起動して、見えているドライブをParallels側へマウント。
あら、Windows10からは http://192.168.55.1:8888 へ接続できた。
この時点で、有線LANは有効になっているので、有線で繋げでarpでアドレスを見ればよかったのだ。
Jupyter Labに接続して、無線LANを設定。
TL-WN725Nは見えているので、nmcliコマンドで設定するだけ。再起動して、無事、MacBook Porから無線LAN経由で接続できるようになった。
いったん電源を落として、ストレージ拡張ボードT300とSSDを取り付け。
T300 に付属の電源二股ケーブル...根元の方がケーブルの径が違うから、元のACアダプターが接続できない....。
(まあ、このケーブルを使わなくてもUSB経由の給電はできるからいいか。)
電源を繋げて、無事起動...と思いきや、無線LANが繋がらない。
試行錯誤...
T300のUSBケーブルを取り外してSSDに給電しない状態にして起動するとなぜか繋がる。仕方ないので、再度、USB-microUSB経由でログインして、無線LANを確認。
sudo nmcli device wifi connect password
してもだめ。暗号化に失敗...のようなメッセージ。
ドライバーを更新してみたり、wifi-powersaveの設定を変えたりしてみても症状は変わらず。
試行錯誤...
最初に設定したのとは別のLANに接続してみる...あら、繋がった。
ここでも、素直に有線LANで繋げればよかったのだ。
で、いろいろ設定して....
いよいよSSDからの起動へ。
参考にしたのはここ。
https://github.com/JetsonHacksNano/rootOnUSB
厳密にいうとSSDから起動するわけではなく、microSDからのブートするのだけど、initrdの途中でUSBドライブが見えるようにして、USBドライブ側をrootにするという方法らしい。
試行錯誤...
ヘッドレスで作業しているので、起動しなくなるとJetCardのイメージ書き込みからやり直し。
基本的に上記のページに書いてある手順(とビデオの内容)で問題ないのだけど、
SSDのパーティションはext4にする必要がある。
extlinux.confに記述するLABELは一つだけ(SSDからのブート用)にしておくこと。複数のLABELを書いても、ヘッドレスでの作業だと、どこから起動するか選択できるわけではなく、先へ進むことができないのだった。
後は、ファンとカメラを接続。
TL-WN725Nが時々、切れるから、有線LANの方にWLI-UTX-AG300/Cを繋げて無線化してみよう。