raspberrypiで、fm送信機(トランスミッター)を作れるかな〜と思っていたところ、作り方がわかりました。それでは作っていきましょう。
準備
raspberrypiを動かすにあたって必須なもの
- raspberrypi2,3,4,5 zeroなど。
- os書き込む用のmicroSDカード
- キーボード
- マウス
- microHDMiからHDMI変換ケーブル
- type-c acアダプター5V3A
fm送信機を作るのに必須なもの
- ジャンパ線 3本ぐらい
あってもいいもの
- 有線LAN
(ちなみに私はraspberrypi4を使いました。)
作り方
まず、必要なソフトウェアをインストールしていきます。
git clone https://github.com/ChristopheJacquet/PiFmRds.git
cd PiFmRds/src
make clean
make
をlxTerminalで実行します。
makeのときにエラーが出たら
sudo apt-get install libsndfile1-dev
を実行します。
そしてもう一度makeします。
送信用のアンテナを接続する
ジャンパ線を用意し、
に接続します。
15cmぐらいでいいです。受信できるので。
ちなみに5~6mぐらい飛びます。(それよりちょっと長いかも)
なぜジャンパ線と思った方もいるでしょう。それはしっかりとしたアンテナを接続したりすると、強い電波がでてくる可能性があるためそれを防止するためです。
私の場合は、このように接続しました。
こんな感じで大丈夫です。
音声ファイルを放送する
次は、ラジオで流していきます。
ちなみに、wavファイルじゃないと再生できません。(そのため変換しないといけない)
そのwavファイルを、/PiFmRds/srcに移動します。
このコマンドを実行します。
cd /PiFmRds/src
sudo ./pi_fm_rds -audio 名前.wav -freq 76
ちなみに76の部分は周波数です。好きなふうに変えてください(そのままでも可)
そうするとラジオが聞こえるはずです。
今度は、マイクで直接話すには、
arecord -l
を実行し、card(カード)とdevice(デバイス)の数字の部分を確認します。
私は、3と0でしたのでplughw:3,0としています。
arecord -D plughw:3,0 -f S16_LE -r 22050|sudo ./pi_fm_rds -audio - -freq 76
76の部分は周波数です。なので自由に変えてください。
これを実行することで多少の遅延が発生しますが、それはもとからそうです。
できました?できなかった場合はコメントで教えてください それではさようなら。