did_you_mean を使って key の名前を間違っても頑張ってアクセスできる Hash にする #Ruby

did_you_mean 1.2.0 から KeyError に対して key の予測候補が出せるようになったので、これを使って key を間違ってもアクセス出来るようにします。

key の候補を取得するのには DidYouMean::KeyErrorChecker を使用します。

Hash.prepend Module.new {
  def [](key)
    fetch(key)
  rescue KeyError => ex
    orig_key = key
    key = DidYouMean::KeyErrorChecker.new(ex).corrections.first

    return super(orig_key) if key.nil?

    if key.start_with?(':')
      super(key[1..-1].to_sym)
    else
      super(key)
    end
  end
}

hash = { 
  user: {
    name: 'foo'
  }
}

p hash[:usre][:namee] #=> "foo"

まず [] メソッドはそのままでは key が存在しない場合にエラーが出ないので fetch を使用するように書き換えておきます。その後、KeyError の例外をキャッチして候補を探し出し、候補が存在していればその値を存在しない場合は nil を返すようにしています。

これで key を間違ってもある程度アクセス可能な Hash にすることが出来ました

did_you_mean を使って key の名前を間違っても頑張ってアクセスできる Hash にする

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