概要
- pry-rails と pry-bybug をインストールすると...
- Rails console で Pry が使える
-
binding.pry
で処理を止めてステップ実行ができるようになる。
- 今回は pry-doc も入れてみた
環境
- Rails 4.2.2
方法
Gemfile
に次の Gem を追加:
Gemfile
group :development, :test do
gem 'pry-rails'
gem 'pry-byebug'
gem 'pry-doc'
end
そして bundle install して Gem をインストール:
$ bundle install
これで、以下のことができるようになる。
各 Gem の概説
pry-rails
pry-rails を入れると...
- Rails console で Pry が起動するようになる
- pry-rails を入れるまでは irb が起動する
-
show-routes
などのコマンドが Rails console で使えるようになる- Rails console で
help
と打つと、使えるコマンドがわかる
- Rails console で
-
binding.pry
をソースコード中に挟むとそこがブレークポイントとなり、そこで処理を止めてデバッグできるようになる- pry-rails だけではステップ実行はできない
pry-byebug
pry-byebug を入れると...
-
binding.pry
で止めたところからステップ実行ができる- 例えば
next
コマンドで一行ずつ実行できる - こちらも詳細は Rails console の
help
などを参照
- 例えば
pry-doc
pry-doc を入れると...
-
show-method
コマンドで C で書かれたコードやドキュメントも出力できるようになる-
show-method
は Pry のコマンドで通常は Ruby で書かれたコードやドキュメントのみ出力できる
-
参考
パーフェクト Ruby on Rails