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【WinActor】カンマ区切りのデータを一次元配列に格納する方法

Last updated at Posted at 2019-04-16

一次元配列の初期化や格納・参照方法は以前紹介しましたが、今回は、カンマ区切りのデータを一次元配列に格納する方法について紹介します。
あくまで一例ですので、参考にしていただければと思います。

■必要な変数
・一次元配列
・配列用インデックス
・配列要素数
・カンマ区切りデータ
・分割データ取得用
・空白用変数

1.初期値設定
・配列用インデックス:1(0だと領域外でエラーになる)
・配列要素数:0
・カンマ区切りデータ:カンマ区切りの必要なデータ(例:1,2,3)
・分割データ取得用:ダミー(空白でなければなんでもいい)
・空白用変数:

※変数一覧から初期値を設定できますので、それでもOKです

配列の初期化はこちらを参照してください。
【WinActor】一次元配列

2.ループ
繰り返し条件:分割データ取得用 <> 空白

3.例外処理ノードをループの中に入れる

4.正常系処理

4-1.文字列分割
使用ノード:07_文字列操作\02_切り出し・分割\文字列分割
分割元文字列:カンマ区切りデータ
区切文字列:,(カンマ)
インデックス:配列要素数
分割文字列:分割データ取得用

4-2.分割した文字列を配列に格納
使用ノード:03_変数\02_辞書と配列\1次元配列操作(情報挿入)
配列名:一次元配列
インデックス:配列用インデックス
情報:分割データ取得用
※スクリプトの変更が必要になりますので、こちらを参照してください
【WinActor】一次元配列

4-3.インデックスカウントアップ
使用ノード:カウントアップ
計算結果:インデックス
加算値:1

4-4.配列要素数
使用ノード:カウントアップ
計算結果:配列要素数
加算値:1

5.異常系

5-1.分割データ取得用を空白にする
使用ノード:変数値設定
変数名:分割データ取得用
値:空白用変数

異常系に行く条件としては、カンマ区切りのデータがなくなることですので、
上記のロジックを組めば、データの末尾まで配列に格納して、ループから抜けられることができます。
ただし、カンマ区切りデータにカンマが1つもない場合は、一度も配列に格納されることなく異常系の処理に行きますので、異常系側に「配列要素数が0の場合、配列の1番目に格納する」などの処理が必要になります。

以上が、カンマ区切りのデータを一次元配列に格納する方法でした。

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