このようなリストから、あらかじめ指定しておいた項目を選択する方法を紹介します。
■用意する変数
・リスト内容格納用CSVファイルパス
・検索単語
・検索結果行
・検索結果列
1.初期設定
・リスト内容格納用CSVファイルパス:保存したいファイル名のフルパス※拡張子は不要
・検索単語:リストから設定したい項目(完全一致)
2.リストの内容取得
使用ノード:04_自動記録アクション\リスト一括取得(IE)
ウィンドウ識別名:対象の画面
対象コントロール指定:対象のリスト
ファイル名:リスト内容格納用CSVファイルパス
これでリスト内容格納用CSVファイルパスで指定したファイルに、リストの内容が取得できます。
3.取得したリストから検索
使用ノード:18_Excel関連\12_書式\Excel操作(検索一致)
検索タイプ:文字列
ファイル名:リスト内容格納用CSVファイルパス
検索単語:検索単語
開始セル:A1
終了セル:A100 ※ここはリスト項目以上の数を設定してください
結果(行):検索結果行
結果(列):検索結果列
※検索結果列は使用しませんが、変数を指定しないとエラーになるため設定しています
4.検索結果判定
使用ノード:条件分岐
条件:検索結果行が空白以外
5.リストから選択
使用ノード:04_自動記録アクション\リスト選択(IE)
ウィンドウ識別名:対象の画面
対象コントロール指定:対象のリスト
選択内容:検索単語
ラジオボックスは値を選択
これで検索単語(選択したいリスト項目)が選択されます。
指定する項目を変えてみるとより成果が分かりやすいと思います。
この方法だと、仕様変更により、リストの内容に追加・変更・削除があっても柔軟に対応できます。
ただし、指定した項目が完全一致している必要があります。
以上が、リストの内容を柔軟に選択する方法でした。