結局、ズレてしまう
やりたい事について詳しい人(主に顧客)、設計に詳しい人、プログラムに詳しい人、デザインに詳しい人など様々な人がシステム開発には関わってきます。
いかに最初にみんなで示し合わせたとしてもズレはまた、すぐに発生してしまいます。
複数の人間がかかわっている以上、様々なものの考え方が違うのでそれは当たり前のことです。
これを放置してしまうと崩壊へと進んでしまいます。
ズレはどうやったら見つけられるのか?
ズレは自分だけでは自分側の視点からしか物が見えないため、ズレを認識することができません。ズレは相手側がいて初めて認識することができるのです。なので定期的に認識のすり合わせを行う場を用意しましょう。その際には、名前やシステムの細かい構成まで可能な限りすり合わせしましょう。
改善の恐怖と戦う
もし、このすり合わせの中でズレを見つけたらすぐにズレの修復を行いましょう。
ズレというのはどんどん広がっていきます。最小限で被害をとどめるためにも早急な修正が必要です。
一度できたプログラムに修正を加えることは、難色が示されるかもしれません。しかし、ここで発生するズレというのは、全員が認識できるズレとなるので。プログラム的に治したいといった話よりは比較的話がしやすくなるのでないでしょうか。
あらかじめ、そういった時間を見積もりに設けておくのも大切かもしれません。