神クラスというか邪神クラス
神クラスというプログラミングにおけるアンチパターンがあります。全体で使えるユーティリティクラス(神クラス)などを作ってしまうと、様々なところからアクセスされるようになってしまいます。その結果、神の気まぐれ(仕様変更)によって発生する影響範囲が大きくなって大変なことなってしまうというものです。
疎結合に違反する状態になってしまうアンチパターンです。
詳しくは、有名なアンチパターンなのでネットで調べてみてください。
まさに極悪、世界を破壊する邪神だ!神を作るな!神を滅ぼせ!
生まれたときは心優しき神だった
神クラスは、本当に作ってはいけない存在なのでしょうか?神クラスは誕生したときには、すべての願いに答えてくれる素晴らしい存在でした。神クラスさえ理解すれば実装できるので幸福な状態だったはずです。
神を信じましょう。神が我々を幸せにしてくれる
優しき神は邪神へ変わる
神クラスは、とてもやさしいクラスです。誰からの願いもかなえようと姿を変えていきます。神クラスはどんどん願いを叶えていくと、次第に最初の願いを裏切るような願いを叶えてしまいます。その結果、神に裏切られた人が増えていき憎しみを抱き邪神扱いされてしまったのです。
神は私を裏切った。だからあなたは、邪神なのだ。
神を分化させる
我々は神クラスすら作り出せる改変させる創造主であることを忘れてはいけません。神が幸福をもたらしている間は1つの神に任せ、あなたが願うときに邪神となるならその時に神を分化させてしまえばいいのです。
分化した神は、またそれぞれに幸福をもたらすでしょう。
太陽の神は大地を暖め、雨の女神は日照りを潤す
神は新たな名を得る
神クラスを分化させたら、そこにはもう元の神クラスは存在していません。それぞれの神クラスに新しい名前を授けましょう。名前は神クラスの力を理解させてどの神クラスに願えばいいかわかりやすくなります。
神を崇めよ!神を利用せよ!あなたこそが神なのだから!
要約:神クラスもリファクタリング前提で作れば悪くないんじゃないか?というお話でした。