はじめに
現実をモデリングすることがよくないという話をよく聞きます。
たとえば、商品というモデルは、複雑な構造になりがちです。目的を見失い、非効率なシステムになってしまう可能性があるからです。
本当「現実をモデリング」をしてたのか?
商品の注文を受け在庫を確認し発送するという仕組みがあったとします。
DX前
今回これをDXかしようということになりました。
DX後
DX化により青線の内側がシステム化されました。
「システムに置き換わる現実」をモデリングする
「現実をモデリング」としてするべきは、システムに置き換わる事務のお姉さんであり、各種帳票です。システムの外にある現実をモデル化しようとするからおかしくなってしまうのです。
このように、現実をモデリングすると破綻してしてしまうのは、そもそもモデリングしようとするモノ自体が間違っているため、どんどん崩壊していくんだと思います。