ズレないように開発をしていくには
ズレないようにすると漠然とした考えで、ズレのない開発をするのは、難しいかもしれません。なので、ズレないようにするためのポイントを考えて見ましょう。
認識合わせは定期的に
人の考えや理解は常に変化し続けています。可能な限り頻繁に名前や作りたいものについて認識合わせをしましょう。
辞書を作ろう
システムの開発するなかで、沢山の言葉が出てきます。これがズレてしまわないようにシステム内で使うすべての名前を辞書にまとめましょう。よく話し合いをしてこの辞書は常に最新化しておきましょう。
人とメモ用紙があれば同じことができる
どんなに作りたいシステムが複雑になろうとも、それは人間のやる作業をコンピュータが代行しているだけです。つまり作りたいシステムが何であれ、作りたいものに精通した人とメモ用紙があれば再現できるはずです。システムと現実がかけ離れないように考えることでズレてしまわないようにしましょう。
顧客のイメージをそのままシステムにする
顧客に出した要望を、そのままイメージして作れば顧客の作りたいものにはなります。しかし、それは顧客の作りたいものであって顧客の使いたいものではありません。顧客の見ている正面から見たシステム、開発者の見ている裏側から見たシステムそれぞれの視点をしっかり話し合って開発しましょう。
これで、「DDDがわからない」の本編はおしまいです。
残り23日はこれを実現するための糸口を考えるための記事となります。1分で終わるような内容ですので、最後までお付き合いいただけたらと思います。