なんかめんどくさい
この配送システムですがメモのやり取りを担当者同士で行っているため、メモがどう渡ったのかを特定しにくくなってしまっています。これでは、システムが変更されて手順が変わったときにメモのやり取りを考え直すのが面倒になってしまいます。
手動配送システム
伝票担当
1. 伝票を全部確認して、今日の発注分の商品を地域ごとにメモする。(伝票メモ)
2. カタログ担当に伝票メモを渡す。
カタログ担当
1. 伝票担当のメモを見ながら商品カタログの今日必要な商品サイズをメモする(商品メモ)
2. 計算担当に伝票メモと商品メモを渡す。
車庫担当
1. 今日使えるトラックのサイズをメモする(車両メモ)
2. 計算担当にメモを渡す。
計算担当
1. 伝票メモと商品メモと車両メモを使ってトラックの効率的な積み込み方を決めてメモする(配送メモ)
2. それぞれのトラックの運転手に配送メモを渡す。
さあ、リーダーの出番だ
実際の作業はせずにみんなの管理をするリーダーを作ることで悩みを解決したいと思います。
例の手動配送システム(リーダーあり)
リーダー
1. 伝票担当に今日の日付を伝えて伝票メモを受け取る。
2. カタログ担当に伝票メモを渡して商品メモを受け取る。
3. 車両担当に今日の日付を伝えて車両メモを受け取る。
4. 計算担当に伝票メモと商品メモと車両メモを渡して配送メモを受け取る
5. それぞれのトラックの運転手に配送メモを渡す。
伝票担当
1. 伝票を全部確認して、今日の発注分の商品を地域ごとにメモする。(伝票メモ)
2. リーダーに伝票メモを渡す。
カタログ担当
1. 伝票担当のメモを見ながら商品カタログの今日必要な商品サイズをメモする。(商品メモ)
2. リーダーに商品メモを渡す。
車庫担当
1. 今日使えるトラックのサイズをメモする。(車両メモ)
2. リーダーに車両メモを渡す。
計算担当
1. 伝票メモと商品メモと車両メモを使ってトラックの効率的な積み込み方を決めてメモする。(配送メモ)
2. リーダーに配送メモを渡す。
メモのやり取りはリーダーが把握するので各担当者は楽になり、システムが変更になった場合にもリーダーにだけ聞けば全体の流れが確認できるので変更しやすくなります。