IDmとPMmは、カードに固有の数値っぽい。
SYSTEMCODEはアプリケーションごとに定義されたコード。Suicaだと0003となっていて、今手持ちの白無地のICカードはFFFFとなっている。
システムコードは、リーダ/ライタがカード(システム)を特定するのに使われている。
リーダ/ライタがカードを認識するためには、Polling コマンドによる不特定多数のカードへのよびかけ を行う必要がありますが、システムコードは Polling コマンドのパラメータとして指定され、システム は、アンチコリジョン処理の前段階として**システムコードが一致した場合のみ応答を行います。**1 枚のカ ードがシステム分割されている状態でも、リーダ/ライタからは各システムが 1 枚のカードとして認識 されますので、システム 0~システム n のいずれかのシステムコードを Polling コマンドで指定すること により、リーダ/ライタは目的のシステムを捕捉することが可能です。
参考:http://www.sony.co.jp/Products/felica/business/tech-support/data/card_usersmanual_2.0.pdf
ちなみに、アンリコリジョンとは、
リーダー/ライターが複数の無線ICタグのデータを同時に読み取る機能のこと。アンチコリジョンに未対応の場合、複数のICタグと同時に通信しようとすると、ICタグからの通信が衝突(collision)を起こす。この衝突を避けるために、ICタグとリーダーの通信方法を工夫している。
参考:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20070406/267585/
ポーリングとはネットワークに接続された複数の端末に対し,送信要求の有無を,順次問い合わせ,許可をすること。
NFCカードは、ファイル構造を持っている。その階層構造は、システム、エリア、サービス、ブロックとなっている。