1. 自己紹介
SE職として新卒採用で入社して以来、組込みシステムの開発に携わってきました。
と言ってもハードウェアに近い部分はほとんど触ったことがありませんので、組込みエンジニアと呼べるのか怪しいものです。
2. 概要
令和3年度秋期のエンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格しました。
3. 受験時のレベル
項目 | 情報 |
---|---|
経歴 | 社会人5年目 |
学生時代の専攻 | 理系(非情報系・非電気系) |
所有資格 | FE・AP合格 |
学生時代は情報処理と無縁の分野を専攻していましたので、入社してからシステム開発について勉強しました。
FEは3年目秋、APは5年目春に合格しました。
4. 受験した理由
同年春にAPを受験した後、次は高度区分のスペシャリスト試験を目指そうと考えていました。
最初は1年半の間を空けようと思っていたのですが、AP合格による午前Ⅰ免除のチャンスをその分逃してしまうこと、AP合格から半年で高度区分に受かればドヤ顔できることから、同年に受験することを決めました。
エンベデッドシステムスペシャリストを受けようと思ったのは、スペシャリスト試験の中で問題が一番面白そうだったからです。
5. 勉強方法
勉強を開始したのは5月上旬頃で、使用したのは以下の参考書と、公式サイトからダウンロードした過去問です。
情報処理教科書 エンベデッドシステムスペシャリスト 2021~2022年版
参考書を読んで分からない用語が出てきたらネットで調べて、理解が進めば次を読む、というのを繰り返していました。
最初は分からないことばかりで、1日に3ページ、休日を使っても1日10ページぐらいしか進められませんでした(仕事が忙しくてあまり時間を確保できなかったという事情もありますが)。
また、試験1か月前ぐらいから過去問を解き始めました。
6. 午前・午後対策
午前
午前Ⅰは免除により受験していませんので、午前Ⅱの対策のみ書きます。
受験勉強の項で記載したように、参考書を読み進めて知識を習得しましたが、試験までに全然理解できなかった部分は問題を暗記しました。
特にハードウェア関連は他の分野と比べてさっぱり理解できなかったので、問題文を暗記して挑みました(知識定着の観点から良くありませんが・・・)。
午後
午後問題は大きくソフトウェアとハードウェアに分けられるのですが、仕事でソフトウェアの開発をしていますので、ソフトウェアに絞って対策しました。
とはいえ扱うテーマが幅広すぎてどうしていいか分かりませんでしたので、とりあえず過去問を解きまくりました。
後は当日、適度な緊張によりアドレナリンが分泌され、集中力・思考力・発想力が突発的に向上するのを祈るのみです。
7. 感想
まさか初回で受かるとは思っていませんでした。人間やればできる。