これは何?
Dockerを使っているとコンピュータの記憶領域のリソースが足りなくなることがあります。
また,無駄なコンテナやイメージをまとめて消したくなる時もあります。
この記事では,Dockerで作成したすべてのものをまとめて削除する方法を書きます。
実行は自己責任でお願いします。
この記事は前記事の続編のバルスシリーズです。
コマンド
imageの全削除
docker image rm $(docker image ls -q) -f
docker rmi $(dokcer images -q) -f
-q
オプションを使うとコンテナIDやImage名だけを返してくれるのでシェルスクリプトを扱う上でめちゃくちゃ便利です。
どちらのコマンドを使っても一緒ですが,古いバージョンのほうが自分は個人的には文字数が少ない後者が好きです。
containerの全削除
docker container rm $(docker container ls -q -a) -f
docker rm $(docker ps -q -a) -f
これもどちらを使っても同じです。-a
オプションで起動していないコンテナも削除しているのがミソです。
キャッシュの全削除
普通に数十GB空きスペースが増えたりするので定期的に実行すると良いです。
docker builder prune
終わりに
それではみなさんも快適なdocker版「バルス」ライフを!