今回は、コロナ渦でよく使われるようになったClusterの波がこちらまでやってきたので、さっそく使っていきたいと思います。
#Unityのインストール
こちらから。
ライセンスを通し、Unityをインストール、そして新しいプロジェクトを作成します。
Unityのインストールの際は、AndroidやMacOS、Windowsのモジュールを追加しておきましょう。
モジュールを加える
が見当たらない場合は下のアンインストール
を選択後、こちらから同じバージョンを選び、緑色のUnity Hubと書かれたボタンを押せば解決します。
#Cluster用ワールドに必要なもの
Clusterにアップロードするためには以下の3要素が必須になります。
・SpawnPoint(プレイヤーが降り立つ場所)
・DespawnHeight(落下したプレイヤーが消滅する高さ、無限落下を防ぐ)
・Collider(衝突可能なオブジェクト、床や壁など)
ColliderはGameObject->3D->Cube
を用意して板状に広げれば大丈夫です。
残りの二つはCubeを用意して板状に広げたり、大きさをなくしたりといった部分は同じですが、それに加えてコンポーネントの追加が必要になります。
Inspector(ない場合はwindow->windowsから出す)->add component
からそれぞれ、SpawnPoint
、DespawnHeight
、と入力すると出てくると思いますので、それをEnterで追加します。
#Creator Kitの導入
最後に、ワールドをアップロードしましょう。
まずCreator Kitを導入します。
(こちらに書かれていますが、一応書いておきます。)
Edit->Project Settings
を開きます。
そこからPackageManager->Scoped Registries
を選択し、以下を入力しSave
してください。
Name:Cluster
URL:https://registry.npmjs.com
Scope(s):mu.cluster
次に、Window->Package Manager
からPackages
ウィンドウを開きます。
上部のUnity Registry
をクリックしてMy Registries
に変更します。
表示されたリスト内から Cluster, Inc.->Cluster Creator Kit
を選択して、Install
ボタンを押してインストールを開始します。
UnityのメニューにClusterがあれば成功です。
#Worldのアップロード
あとは、アップロードするだけです。
UnityメニューからCluster->ワールド アップロード
を選択。
開いたウィンドウから、新規作成を選び、名前、説明、画像をセット。
そして'ワールド名'としてアップロードする
というボタンを押せば完了です。
その後はワールド管理ページが設定によっては開かれますので、Clusterのアプリが入っていればワールドに入れます。
公開設定を変えることで、ほかの人も自由に入ることができます。
ワールドは50人までなので多人数を呼ぶなら500人まで入ることができるイベント用のステージを作ってもいいかもしれません。
#最後に
今回はUnityワールドをClusterにアップロードする方法を書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。