2023年7月15日にPythonエンジニア認定基礎試験
2023年12月15日にPythonエンジニア認定実践試験
にどちらも1週間ほどの学習で合格したので当時の学習方法を解説します。
結論
基礎試験→ExamApp
実践試験→Youtube,ExamApp,ディープロ模擬試験
で合格可能です。
筆者について
未経験からIT業界に就職し4年目となります。
自分がSEなのかPGなのかわからない一人チームで毎日心をすり減らして働いています。
転職した際に初めて使用したのがPythonであり
当時からなぜかチームに配属されず現場にはいっていきなり一人であることを告げられ、
SESは闇が深いなぁと感慨深い気持ちと焦燥感に追われる中
グーグル先生に頭を下げながら毎日Pythonを学習していました。
現在はPL/SQL組んだり、VB触ったり、Accessアプリ修正した
やることを統一しろと心の中で叫びながら日々お客様から依頼されるシステムの開発、修正対応に従事しています。
そのためPythonの使用経験は1年ほどです。
受講のきっかけ
業務で使用しなくなったといってもせっかく学習したPythonについて知識の定着を図るために受講することにしました。
Pythonエンジニア認定基礎試験合格まで
まずは基礎試験についての体験記となります。
受講前のスキルレベル
前述したように初めてのIT転職後に1年間使用していました。
別の言語をマスターしている人が初めてPythonを使用してからの1年と
何も知らない人が初めてPythonを使用してから1年という意味では
雲泥の差があることを理解していただきたい。
クラスについては知ってるけど実際どうやって使えばいいのかわからないレベルです。
上から下へ実行するだけのバッチファイルレベルしか作れないような1年生でした。
ただそんな状態でも現在は4年目であるのでPythonは使用しなくなっても基本的なITの知識はあるはずです。
学習方法
以下のサイトには大変お世話になりました。
基本的には上記「ExamApp」というサイトのみで学習しました。
初級、中級、上級の問題をすべて解く際には問題を暗記するだけでなく
なぜその選択肢なのか、なぜほかの選択肢ではないのかを意識して解くことが一番重要です。
基礎試験の内容はほとんどがメソッドの使い方などを理解していれば解ける問題ですので
一つ一つ回答を読みながら理解していけば確実に合格できます。
また回答に出てきたなかでわからないメソッドがあれば都度ググりながら解いていきました。
大切なのは回答の暗記ではなくメソッドの暗記です。
知識問題が多いため上記を意識して学習しました。
逆に「徹底攻略Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集」などについて購入はしましたが使用しませんでした。
理由としてそもそも参考書や問題集は文字が多いのとすべてを説明しようと余計なことが書かれているせいで
「読むだけ」の作業になってしまうからです。
また読むのに時間がかかってしまうと何週もするのが苦痛なので使用しませんでした。
(使用しませんというよりは眠ってしまってできなかった)
なので実際に使ったのは上記リンクのサイトとグーグルだけで充分だと思います。
またPythonについて何も知らないという人はどれか有名な入門編の参考書を読んだほうが理解しやすいと思います。
受講結果
1000点中950点でした。
逆にどの問題を落としたのか記憶にないのですが、
試験時間も15分ほどですべて解き合格点に届いている自信があったので特に見直しもせずに提出しました。
セクションと記載しているのは公式参考書のセクション名なのですが、
公式参考書を買っていないのでわかりません。
Pythonエンジニア認定実践試験合格まで
基礎試験から5か月の期間が空きましたが5か月間学習していたわけではなく
前回950点とれて余裕ぶっていたせいで1週間前から学習を開始しました。
学習方法
実践試験ということもありそもそも業務で使ったことのないようなメソッドやライブラリが出題されるため、
ExamAppだけでは難しいと思いました。
初回解いた段階では3割もわからなかったです。
また公式参考書も購入しましたが目次の時点で量が多くてめまいがしたので諦めました。
そんな時に以下のユーチューブを参考にしました。
実践試験に必要な基礎知識を簡潔に理解しやすくまとめられており非常に重宝しました。
「そうそうもうこういうんでいうんだよ。余計なこと書かなくていいからソースコードとメソッドの説明だけしてくれればいいんだよ!」という勉強が苦手な自分にピッタリの教材でした。
上記のユーチューブ講座を見た後は基礎試験と同じExamAppを解いていました。
このサイトの作成者には頭が上がらないです。
ユーチューブで基本を学んだこともありExamAppの問題も「そういえばこういうメソッドがあったよね。」
と全くわからない状態から何となく知っている状態にたどり着いたため記憶の定着がしやすかったです。
また試験日の二日ぐらい前には無料で模擬試験できる以下のサイトも使用しました。
このサイトは無料会員登録するだけで模擬試験を受けられるので
ExamAppだけだと暗記をしてしまうことを防ぐ際に良いサイトでした。
また試験記録や詳細情報を見る場合は有料会員になる必要があるのですが
無料期間中に合格し解約しました。
お金払わなくてごめんなさい。
受講結果
正直ギリギリでした。
基礎試験と違いやはり1週間では少し厳しい印象がありましたがなんとか合格でした。
見たことはあるけど具体的な引数の指定方法や動作を理解しきれていない箇所があり、
全くわからない問題もありました。
試験時間についても基礎試験と違い40分ほど時間がかかりました。
ただわからない問題の数を数えたときに7問ほどだったので
「この後出社する予定もあるし、ギリギリ合格してそうだからいいか」
と基礎試験同様特に見直しもせず提出しました。
受験を終えて
全体的に試験の難易度は低めだったと思います。
理由として、他試験のような壮大なひっかけ問題というのが少なく、
素直に知っていれば解ける問題が多かったです。
「実行した場合の結果は?」「実行結果にするための途中式は?」など
試験中メモが禁止されているため頭の中で実施する必要がありましたが、そこまで難しくなかったです。
ただ試験の内容としてはとても良いと感じました。
Pythonというプログラムの理解力や手段を増やすという意味でも、
特にunittestなんかは業務で使用したことがなかったので今回学ぶことができてよかったと思います。
今後
せっかくなのでPythonを利用した業務につきたいと考えて現在は転職活動中です。
またプログラマーとしての技術力を高めるために現在はAtcorderという競技プログラミングにも毎週参加しております。
Atcorderでのプログラム言語はもちろんPythonを使用しており来年の目標は緑になりたいと思っています。
以上