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難しくないGit

Last updated at Posted at 2019-01-24
※分かりにくいとの意見を頂きました

Gitを個人開発で使おう

 この記事は、Gitをゆるふわっと個人開発に導入し、Gitの便利さを最小の労力で享受しようというものです。自分が最低限やっているGitのプラクティスを紹介します。

GitHubは使わない

 GitHubは使いません。環境にめちゃめちゃ依存してるスクリプトなども、書いたらとりあえずGitHubに公開すべきと主張する人も居ますが、それは流石にアホくさいと思っています。

 Gitファイルには作業履歴が保存されているので、あとからGitHubに反映させることは簡単です。公開したくなった時に公開できます。

本格的な開発に必要な機能は段階的に覚えて下さい

 困難は分割せよとよく言いますが、まずは最も簡単な使い方を覚えるべきだと考えています。ここで紹介している使い方でも、何もしないより遥かにマシだと思います。というか個人で開発してるのにこれ以上やる必要があるのか?と思います。

難しいと思うな

 ここで紹介する方法はマジで簡単なので、難しいと思わないで下さい。難しいと思った瞬間脳が理解するのを諦めます(要出典)。

ここで言うGitとはなにか

高機能作業履歴記録ツール

最初に覚えるコマンド

git init
git add <path詳細>
git commit -m "やった作業"

雑な説明

git init

 イニシャライズ、.git/ディレクトリを作る。この中に色々記録される。

git add <path>

 ファイルをgitに追加出来る。パスを指定することになってる。追加されると作業が追跡される。ファイルが多ければ.gitignore(無視)ファイルでgitに無視させるファイルを書いて、「.(現在のディレクトリのファイル全て)」という記号を用いてgit add .とよく使う。

git commit -m "やった作業"

 ポケモンでいうレポート、セーブ。

これらで何が記録されていくか

 こんなのが記録される。
tig.png

  • 自分が見てるもの
    • いつこの作業やったっけ?
    • どんな変更だったっけ?

 バグの原因が結構分かる。めちゃありがたい。主観だけど。

実際にやってみる

 実際にやってみる際に、Gitの初期設定が絡みます。作業した人の名前とメールアドレスの入力です。Gitをインストールして初期設定をします。

Ubuntu

sudo apt update
sudo apt install git

Mac

brew update
brew install git

Windows

ググって

初期設定

git config --global user.name "名前"
git config --global user.email mail-address@example.com

この辺りはさっきまで忘れてた。ここを読んで思い出した。

.git/ファイル読めるやつ

 .git/ファイルは人が直接読むようなものではありません。書かれているデータを読めるクライアントソフトが必要です。tigが好きです。

ubuntu

sudo apt install tig

 読むためだけにtigを使います。

やろう

 例えばこんなことしてみます。

mkdir test
cd test/
git init
vim test.py

test.py

print("hello world!")
git add test.py
git commit -m "hello git!"
tig

するとこうなります。
tig-test.png

enterでやった作業の詳細画面が出てきます。これをdiffとか言います。そのcommitで、どの行を消して、どの行を書いたかが見れます。

diff画面はjで下へ、kで上へ移動できます。見終わったらctrl+cで終了します。

この記事ではここまでとします。tigの使い方はググって下さい。

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