2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

難しくないGit

Last updated at Posted at 2019-01-24
※分かりにくいとの意見を頂きました

Gitを個人開発で使おう

 この記事は、Gitをゆるふわっと個人開発に導入し、Gitの便利さを最小の労力で享受しようというものです。自分が最低限やっているGitのプラクティスを紹介します。

GitHubは使わない

 GitHubは使いません。環境にめちゃめちゃ依存してるスクリプトなども、書いたらとりあえずGitHubに公開すべきと主張する人も居ますが、それは流石にアホくさいと思っています。

 Gitファイルには作業履歴が保存されているので、あとからGitHubに反映させることは簡単です。公開したくなった時に公開できます。

本格的な開発に必要な機能は段階的に覚えて下さい

 困難は分割せよとよく言いますが、まずは最も簡単な使い方を覚えるべきだと考えています。ここで紹介している使い方でも、何もしないより遥かにマシだと思います。というか個人で開発してるのにこれ以上やる必要があるのか?と思います。

難しいと思うな

 ここで紹介する方法はマジで簡単なので、難しいと思わないで下さい。難しいと思った瞬間脳が理解するのを諦めます(要出典)。

ここで言うGitとはなにか

高機能作業履歴記録ツール

最初に覚えるコマンド

git init
git add <path詳細>
git commit -m "やった作業"

雑な説明

git init

 イニシャライズ、.git/ディレクトリを作る。この中に色々記録される。

git add <path>

 ファイルをgitに追加出来る。パスを指定することになってる。追加されると作業が追跡される。ファイルが多ければ.gitignore(無視)ファイルでgitに無視させるファイルを書いて、「.(現在のディレクトリのファイル全て)」という記号を用いてgit add .とよく使う。

git commit -m "やった作業"

 ポケモンでいうレポート、セーブ。

これらで何が記録されていくか

 こんなのが記録される。
tig.png

  • 自分が見てるもの
  • いつこの作業やったっけ?
  • どんな変更だったっけ?

 バグの原因が結構分かる。めちゃありがたい。主観だけど。

実際にやってみる

 実際にやってみる際に、Gitの初期設定が絡みます。作業した人の名前とメールアドレスの入力です。Gitをインストールして初期設定をします。

Ubuntu

sudo apt update
sudo apt install git

Mac

brew update
brew install git

Windows

ググって

初期設定

git config --global user.name "名前"
git config --global user.email mail-address@example.com

この辺りはさっきまで忘れてた。ここを読んで思い出した。

.git/ファイル読めるやつ

 .git/ファイルは人が直接読むようなものではありません。書かれているデータを読めるクライアントソフトが必要です。tigが好きです。

ubuntu

sudo apt install tig

 読むためだけにtigを使います。

やろう

 例えばこんなことしてみます。

mkdir test
cd test/
git init
vim test.py

test.py

print("hello world!")
git add test.py
git commit -m "hello git!"
tig

するとこうなります。
tig-test.png

enterでやった作業の詳細画面が出てきます。これをdiffとか言います。そのcommitで、どの行を消して、どの行を書いたかが見れます。

diff画面はjで下へ、kで上へ移動できます。見終わったらctrl+cで終了します。

この記事ではここまでとします。tigの使い方はググって下さい。

2
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?