はじめに
Sublime TextはMac, Windows, Linuxに対応していますが、このうちWindowsとLinuxに関しては
デフォルトでは日本語入力に対応していません。
特にLinuxにおいては、パッケージ追加のみで対応できる内容になっていません。
ここではLinuxにおける対応方法について解説します。
ここで解説しているディストリビューションはUbuntsです。
以前、CentOSでも試したことがありますが、mozcとemacs-mozcが標準リポジトリや拡張リポジトリ(epel)に
含まれておらず、他のディストリビューションのrpmファイルを持ってきてrpm
コマンドでインストールする
ことになります。
mozcのインストールはrpm
コマンドでのインストールでもなんとかなりますが、emacs-mozcのインストールは
依存関係地獄になり、あきらめました。
なお、こちらには、CentOSにmozcとemacs-mozcをインストール
する場合に、http://download.opensuse.org/repositories/home:/sawaa/
というリポジトリを追加してyum install
が
できることが書かれていますが、2014年11月に確認した時には、このリポジトリは存在していませんでした。
環境説明
-
OS: Ubuntu 14.04.1 LTS
-
Sublime Text: Sublime Text3
- Sublime Text2では調査していません。
日本語入力対応方法
mozcとemacs-mozcをインストールする
$ apt-get install ibus-mozc emacs-mozc
Sublime Textにてコマンドパレットを開き、Package Control:Add Repository
を選択し、https://github.com/yasuyuky/SublimeMozcInput
と入力してリポジトリを追加
コマンドパレットからPackage Control:Install Package
でSublimeMozcInput
を選択してインストール
キーバインド設定変更
日本語入力の切り替えは、半角/全角
キーではなく、デフォルトではctrl+\
です。
例えばキーバインドをctrl+space
に変更するには、Preferences -> Key Bindings - User
を開き
{ "keys": ["ctrl+space"], "command": "toggle_mozc" },
の設定を追加します