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ElasticBeanstalkのWorkerつかってみる

Last updated at Posted at 2016-03-16

はじめに

Workerを使ってなんかつくってみたという内容が主となってます。

ElasticBeanstalk Workerについて

Workerは、インスタンス内にsqsdというデーモンが動き、指定したSQSにキューがたまるとそのキューを取得し、インスタンス内の指定したパスにメッセージをpostするしくみが付いている。
メッセージ → SQS → sqsd → アプリケーションみたいな流れ。
Worker環境作成時にSQSも同時に作成することができる。
下記のリンクの図をみるとイメージしやすいと思います。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/elasticbeanstalk/latest/dg/using-features-managing-env-tiers.html

Workerで環境をつくってみる

SQSにメッセージをpostしたらメッセージをDynamoDBに登録するというアプリケーションを作ってみようと思います。

事前準備

Railsアプリケーションを作成してzipにする

jsonでpostされたらDynamoDBに登録する実装をする。

routes.rb
Rails.application.routes.draw do
  post '/sqs_test', to: 'sqsd#add_dynamo'
end
sqsd_controller.rb
class SqsdController < ApplicationController
require 'aws-sdk-core'
    def add_dynamo
        json_request = JSON.parse(request.body.read)
        p json_request

        dynamo_cli = Aws::DynamoDB::Client.new(
                        region: 'us-west-2'
                    )

        # sqsd_testテーブルに登録する
        dynamo_cli.put_item(
                    table_name: 'sqsd_test',
                    item: {
                        id: json_request['id'],
                         message: json_request['message']
                    })
    end
end

DynamoDBのテーブルを作成する

以下の内容でテーブルを作成しました。

dynamo.PNG

Worker作成

アプリケーションに事前に作成したzipを指定します。

app_zip.PNG

ワーカーキュー に自動生成キューを指定。
HTTPパス に上のRailsで設定したパスを指定。
MIMEタイプ にapplication/jsonを指定。

worker.PNG

他の設定を最低限行い、作成しました。

created_env.PNG

これで、インスタンス1台とSQSが作成されました。

sqsdの動作を確認する

自動生成されたSQSに以下の内容をpublishする。

{"id":"1234", "message":"worker test"}

すると、インスタンスで動いているsqsdがキューを取得し、メッセージをローカルの**/sqs_test** にpostすることで、
作成したRailsアプリケーションによって、dynamoDBに登録されます。

dynamo_result.PNG

まとめ

ElasticBeanstalkのworkerというものを使ってみた。
実際にSQSにメッセージを送信し、sqsdがそれをsubscribeしてアプリケーションにpostするというのをログとともに確認することができた。
batch処理など、アプリケーションの裏側でいろいろと使えそうだと感じた。もう少し何かしらで使ってみたい。
また、ElasticBeanstalkだとアプリケーションの管理などがとても楽に感じた。

一度つかってみると感覚がわかるので、ElasticBeanstalk使ってみたい人はなにかしら作ってみると楽しいと思った。

また今度、途中経過の内容やElasticBeanstalkの概要などをまとめてみようと思います。

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