PowerAutomate：子フローの作成

PowerAutomateでフローをたくさん作ると、同じような処理を個別に作るのが面倒になります。
サブルーチン化できないか調べたところ、マイフローでは作れないけど、ソリューションでは作れるという情報を得たのでメモを残します。

マイフローの場合

• 組み込みに「フロー」が出てこない
• 組み込みの「Flow button for mobile」には「子フローの実行」がない

ソリューションの場合

• 組み込みに「フロー」が出てくる
• 組み込みの「フロー」「Flow button for mobile」を選択すると「子フローの実行」が出てくる
• 「子フローの実行」を選択すると、所定ルールに従って作成したフローが選択できる
• 子フローには引数を渡したり、返り値を受け取ったりできる

ソリューションの作成

1. 左メニュー「ソリューション」を選択し、上部メニュー「＋新しいソリューション」を選択
2. 表示名、名前、公開元、バージョンを入力して作成
3. 初めてソリューション作成する場合は「＋新しい公開元」を選択し、表示目、名前、接頭辞を入力して保存

子フローの作成

1. 左メニュー「ソリューション」から、作成したソリューションを選択し、左メニュー「ソリューション」、上部メニュー「＋新規→自動化→クラウドフロー→すぐに」を選択
2. フロー名：「Child」とし、「フローを手動でトリガする」を選択して作成ボタンを押下
3. 「手動でフローをトリガーします」にテキスト入力項目を追加
4. 「PowerApp または Flow に応答する」を追加し、応答値として文字列結合を行う以下項目を追加（この値が呼び出し元に返す値になります）

タイトル	値(式)
output	concat('===',triggerBody()['text'],'===')

別フローから作成した子フロー呼び出し

1. 左メニュー「ソリューション」から、作成したソリューションを選択し、左メニュー「ソリューション」、上部メニュー「＋新規→自動化→クラウドフロー→すぐに」を選択
2. フロー名：「Parent」とし、「フローを手動でトリガする」を選択して作成ボタンを押下
3. 子フローに文字列「hoge」を渡すフローを作成

実行すると親フローの作成で無事、子フローの文字列結合処理結果を取得できました！