#SCIP4.0.0ダウンロード
SCIPの公式サイトに飛んでSCIP Optimization Suiteを選択。scipoptsuite-4.0.0.tgzをダウンロード。
#コンパイル
tar fzxv scipoptsuite-4.0.0.tgz #ダウンロードしたversionに合わせて書き直す
cd scipoptsuite-4.0.0
make
ここでエラー発生
fatal error: 'gmp.h' file not found
#include "gmp.h"
^~~~~~~
1 error generated.
*make[3]: *** [obj/O.darwin.x86_64.gnu.opt/lib/changesoplex.o] Error 1
make[2]: *** [makelibfile] Error 2
*make[1]: *** [/Users/t_taka/Downloads/scipoptsuite-4.0.0/soplex-3.0.0/lib/libsoplex.darwin.x86_64.gnu.opt.a] Error 2
*make: *** [scipbinary] Error 2
gmp.hファイルが見つからないというエラー。
ここで次の方法を試した。
#「fatal error: 'gmp.h' file not found」への対処
cd /usr/local/include/
ls
を実行してgmpがないことを確認。gmpをインストールする。
brew install gmp
※homebrewは
wikipedia<「Mac OS Xオペレーティングシステム上でソフトウェアの導入を単純化するパッケージ管理システムのひとつである」
実行ファイルや設定ファイル、ライブラリetcを一つのファイルとしてまとめているものをパッケージと呼びます。
パッケージ管理システムとはこのパッケージのインストール(アンインストール)作業を一元的管理するものです。パッケージやライブラリの依存関係などが管理できます。
ちなみにパッケージ管理には、
バイナリを取得するもの
ソースコードを取得してビルドするもの
のパターンがあるみたいです。
1バイナリとはソースコードを予めビルドした成果物を配布していることを指すようです。
なので1バイナリは2ビルドよりも早くインストールできる特徴を持っているようです。
それに対して2ビルドは、自分のmacでビルドするので自分のmacに最適化出来る特徴を持っているようです。
しかしまた以下のエラーが発生する
Homebrew must be run under Ruby 2.3! You're running 2.0.0. (RuntimeError)
ここで適当にRubyのバージョンが古いと出ているがとりあえず以下のコマンドでhomebrewをアップデート
brew update
再び
brew install gmp
を実行すると
user:include t_taka$ brew install gmp
==> Downloading https://homebrew.bintray.com/bottles/gmp-**6.1.2_1.sierra.bottle.t
######################################################################## 100.0%
==> Pouring gmp-6.1.2_1.sierra.bottle.tar.gz
🍺 /usr/local/Cellar/gmp/6.1.2_1: 18 files, 3.1MB
ここでscipoptsuite-4.0.0の再びディレクトリに移動
cd scipoptsuite-4.0.0
make
コンパイルをすると
〜〜〜略
** Build complete.*
** Find your SCIP binary in "/Users/user_name/Downloads/scipoptsuite-4.0.0/scip-4.0.0/bin".
** Enter "make test" to solve a number of easy instances in order to verify that SCIP runs correctly.
と表示されてビルドが成功する。
以下を実行してテストを実行。
make test
正常に動作終了。
ここで/usr/local/にインストールする
cd scip-4.0.0
make install INSTALLDIR=/usr/local/
これでscipというコマンドをターミナル上で入力することによって、scipが動作するようになる。