LoginSignup
1
3

More than 3 years have passed since last update.

雰囲気でもいいからAHKでブラウザを弄りたい人への記事

Posted at

概要

AHK(AutoHotKey)でブラウザをいじる時のテンプレや注意点を記載していく記事。
細かい理屈とかは全部省いています。自分で調べてください。
難しいことわからねーけど自動化したい!という人の参考になれば幸いです。
また注意点として私はHTMLとか正直よくわかってないので、認識が間違っているところがあるかもしれません。
俺は雰囲気でツールを作っている。

AHKそのものについては別途記事を作成しているのでご参考に
AutoHotKeyの利用補足資料

ページの特定まで

該当ページを表示(例ではブラウザはIE)

url := "https://XXXX"
ie := ComObjCreate("InternetExplorer.Application")
ie.visible := true
ie.navigate(url)

他のブラウザでも似たやり方でOK

該当のページ(window)の特定

For window in ComObjCreate("Shell.Application").windows{
    If window.LocationName = "該当ページのロケーションネーム"{
        Break
    }
}

ロケーションネームは基本的にタブ名称です。
また、フレームがある場合は以下の感じでフレームを特定してあげる。

objFrames := Array()
objFrames := window.document.frames
objFrame := objFrames[i]

要素を取得する方法

window(orフレーム)を特定したら要素(HTMLelement)を取得します。
取得方法は色々あると思いますが、私は以下の2つでどうにかしてます。

hogeID := window.document.getElementById("ID名"

ID名はソースや後述の方法で拾ってきてください。単一のHTMLelementが取得できます。

hogeClass := window.document.getElemensByClassName("クラス名)

クラス名はソースや後述の方法で拾ってきてください。HTMLコレクションが取得できます。
ここからhogeClass[i]でHTMLelementが取得できます。
なおHTMLコレクションは一見配列に見えますが配列ではないので、For~in等を使おうとするとバグります。
気を付けてください。
なおHTMLコレクションはLENGTHのプロパティを持っているので、長さを取得してごり押しでループさせるのはありです。

ソース(body.innerHTML)を見る

クラス名やIDを確認するときにフレームが存在して見にくい場合や、
アプリの都合でソースが見えない場合は以下の手法で
body.innerHTMLをテキストに落としてクラスやIDなどを確認します。

For window in ComObjCreate("Shell.Application").windows{
    If window.LocationName = "該当ページのロケーションネーム"{
        Break
    }
}
objFrames := Array()
objFrames := window.document.frames
objFrame := objFrames[i]
inHtml := objFrame.document.body.innerHTML

FileAppend %inHTml%,output.txt

要素にあるメソッドを動かしたり、プロパティを弄る

上記で要素を取得したら、要素のメソッドを動かしたりプロパティを弄ります。
UIやソースを見ながら弄っていきましょう。

クリックする

基本of基本。だいたいこれ。

hogeID.Click()
hogeClass[0].Click()

valueの中身を取得する

あまりvalue使ってるのないですけど、基礎的なやつ。
条件式などで活躍。

hogeVal := hogeID.value

innerTextを取得する

innnerTextで取得できるのはソースの<>に入ってないところです。
例えるとこんな感じ

<div Class="HOGEHOGE" ID="HOGE"> ここがinnnerText </div>

ここは以下の方法でとれます。

hogeInnerText := hogeID.innerText

ちょっと面倒なやつ

基本的には上記の使えばどうにかなります。
しかし、それだけではできない面倒くさいやつもいますので、
その対処をちょこっと書きます。

何かを選択した後にボタンをクリックすると動くタイプ

一覧で何かを選択させてから、ボタンをクリックするタイプです。
(良い例が見つかったら添付します)

このタイプは(私の知る限りは)「選択されている」という情報がCLASSに付与されてるので、
それを書き換える事で弄ることができます。
例を記載します。
CLASS("hogehoge")に一郎から四郎まで存在しており、初期では一郎を選択されているとしましょう。
これを三郎に変更するとします。
この場合、

<div Class="hogheoge SELECTED">一郎</div>
<div Class="hogheoge">二郎</div>
<div Class="hogheoge">三郎</div>
<div Class="hogheoge">四郎</div>

のような形で最初は記載されていますので、
以下のようにして三郎をセレクトさせてあげる必要があります。

window.getElementsbyClassNamea("hogehoge")[0].ClassName := "hogehoge"
window.getElementsbyClassNamea("hogehoge")[2].ClassName := "hogehoge SELECTED"

このようにClassNameを変更させてあげる事で選択先を変更させる事ができます。
この状態でボタンをClickすればOKですね。

Attributeの内容を取得する

HTMLにはAttributeなるものが存在します。Attributeはノード属性らしいですが私はよくわかりません。
よくわからなくても利用しないといけない場合がありますので、対処法を少し。
まず、エレメントにあるAttributeの一覧を獲得しましょう。

hogeAttributes := window.document.getElementById("hoge").attributes

これをテキストなりMsgBoxなりに落として中身を見ますが、
なおAttributesは配列ではないのでFor~inは使えません。注意。

で欲しいAttributeが見つかったら

hogehogeAttribute := window.document.getElementById("hoge").getAttribute("hogehoge")

といった形でAttributeを取得できます。
条件式で必要となる場合がたまにあるので、覚えておくと良いと思います。

おわりに

HTMLとか良くわからなくても、ロジックさえ組めれば雰囲気でブラウザは弄れます。
詳しいことは詳しい人に任せればよいのです(エンジニアの風上にも置けない発言)
とりあえず動かしてみましょう。

<参考>
htmlelementのリファレンス
htmlコレクションのリファレンス

1
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
3