読んだ本
エンジニアの知的生産術 ──効率的に学び、整理し、アウトプットする
西尾泰和 [著]
この週末をかけて上記の本を読みました。
私は自分の中で読んでみたい本が沢山積まれて積読状態になってしまい
この本を読むことで効率的な学び方、少ない時間で理解を深めたい(要は楽したい)という期待がありました。
目次
はじめに
第1章 新しいことを学ぶには
第2章 やる気をだすには
第3章 記憶を鍛えるには
第4章 効率的に読むには
第5章 考えをまとめるには
第6章 アイデアを思い付くには
第7章 何を学ぶかを決めるには
ざっと読んだ感じは、現状あまり知識や経験がなく手っ取り早く楽をしたいだけの人にはオススメできないという感想です。(私のことですねwww)
読めるところはスラスラ読めるけど、読めない所は読みづらい、筆者が何を述べたいというのが見失いやすいというのが理由で、本書でも言及されていますがいわゆる私の中で経験がないというのが正しいかもしれません。
第4章効率的に読むには - 本の内容だけが組み立てる材料ではない
本の中に書かれた情報をきっかけに自分の個人的な経験も交えて自分の個人的なモデルを組み立てるのです。
やる気をだすには
スラスラ読めたのが第2章でタスクの分割やポモドーロ・テクニックなど
私自身の試行錯誤した経験と当てはめる事ができ、計測することやトリンプの事例で紹介された集中力の限界についてなど
理解しながら新たな学びの獲得を得たのが大きいです。
記憶を鍛えるには
脳の記憶のしくみや筋肉のように繰り返すことが重要
また繰り返し読むだけではなくアウトプットやテストを繰り返すことで記憶を強化することができます。
テストをすると自身がなくなりますが、客観的にみると成果は高くなる。
感想
しっくり来なかったのは第5章と第6章で、思考法やフレームワークなどを使って試行錯誤した経験があるかという事で
理解力や学びについての差が大きいというのがはっきりわかりました。
ただ、今まで言語化できていなかった事象や経験が「そうそれ!そういうこと!」ってなるのは個人的に心地よく
もっと時間を掛けて本書を理解したいという気持ちや、ひとまずはインデックス的な使い方として本書を活用したいと考えています。
正直しっくりこない事があり、自身の理解力の無さに少し落ち込みましたが
本書の[はじめに この本を読むメリット]でも書かれていることが救いです。笑
本書を読んでしっくりこなかったなら今回は残念ながら材料が足りなかったようです。
でも大丈夫です。経験は日々あなたの中に蓄積されていくのでいつか「あ、これか」とつながるときが来るでしょう。
半年たってからまたよみなおしてみてください。きっと何かが変わるでしょう。