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AWS用語集第一回(データセンター、アベイラリティゾーン)

Last updated at Posted at 2020-12-09

#はじめに
AWSの用語ってたくさんあるし、英語だし、単語だけ聞いてもピント来ない!ということで自分の触ったことのあるAWSのサービスに出てくる単語を複数回に渡って説明していきたいと思います。

#用語の説明
まずはこちらの図を見てください。
https://infrastructure.aws
なにやら世界中にくもの糸のようにネットワークが張り巡らされていますね!この青い点がAWSのデータセンターです。各データセンターには数万台のサーバーが収容されていると言われています。このデータセンターの単位をアベイラリティゾーン(AZ)といいます。つまり「AZ」と言われたら「データセンターのことなんだなあ」と思えば大丈夫です!
また、青い点の中には黄色い点があります。このAZを束ねたものをリージョンといいます。「リージョン」と言われたら「国のこと」と思えば大丈夫です!日本には東京リージョンと最近できた大阪リージョンがあります。(下図)
スクリーンショット 2020-12-09 23.36.33.png
このように小さなデータセンターを複数に分けて配置することで安全性を高めています。ちなみに、ピンクの点はエッジロケーションといい、クラウドフロントというサービスが情報をキャッシュしておく拠点となります。キャッシュしておくことによりネットワークの通信速度の遅延を防ぐことができるみたいです。

#東京リージョンの構成
私たちがよく使うのは東京リージョンだと思うので東京リージョンを例にとって深堀していきましょう。東京リージョンはap-northeast-1と表されます。ap-northeast-1の下にap-northeast-1aap-northeast-1bap-northeast-1cap-northeast-1dと4つのAZが続きます。このうちap-northeast-1bに関しては現在のアカウントでは表示されないようです。
私たちは各リージョンにVPCというAWS内部のネットワーク環境をつくることができます。東京リージョンにVPCを作ろうといった場合、ap-northeast-1aap-northeast-1cap-northeast-1dの3つ全てのリージョン(データセンター)を使用することが可能になり、ここにEC2インスタンスを立てて、サーバーを起動して、といったことをすると世界中にwebサービスを公開できる訳です!

#まとめ
今回はAWSのデータセンターは世界中にあって、小さなデータセンターが集まってリージョンをつくることによりネットワークの冗長化を図っているという話をしました。次回以降どのようにしてそのネットワークを構成していくのか、ということについてまとめたいと思います!

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