はじめに
この記事は次の記事の内容を理解していることを前提としています。
これらの記事では、いくつかの条件を変更しながらCAIプロセスの実行手順を確認しておりました。CAIプロセスの実行時にサービスURLの違いに気づいた方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、CAIプロセスを実行する条件により、どのようにサービスURLが変わるかを確認します。
条件別によるサービスURLの確認
クラウドサーバー
CAIプロセスをクラウドサーバーで実行する設定としている場合、サービスURLは 匿名認証であるか・BASIC認証であるか によって決まります。
匿名/ BASIC認証 |
REST | SOAP |
---|---|---|
BASIC | https://[POD URL]/active-bpel/rt/[serviceName] | https://[POD URL]/active-bpel/soap/[serviceName] |
匿名 | https://[POD URL]/active-bpel/public/rt/[Org ID]/[serviceName] | https://[POD URL]/active-bpel/public/soap/[Org ID]/[serviceName] |
匿名認証の場合、サービスURLに OrgID(組織ID) が含まれます。
Secure Agent
CAIプロセスをSecure Agentサーバーで実行する設定としている場合、サービスURLは 匿名認証であるか・BASIC認証であるか に加えて プロトコル(HTTP/HTTPS) によって決まります。
匿名/ BASIC認証 |
HTTP/HTTPS | REST | SOAP |
---|---|---|---|
BASIC | HTTP | http://[host]:7080/process-engine/rt/[serviceName] | http://[host]:7080/process-engine/soap/[serviceName] |
匿名 | HTTP | http://[host]:7080/process-engine/public/rt/[serviceName] | http://[host]:7080/process-engine/public/soap/[serviceName] |
BASIC | HTTPS | https://[host]:7443/process-engine/rt/[serviceName] | https://[host]:7443/process-engine/soap/[serviceName] |
匿名 | HTTPS | https://[host]:7443/process-engine/public/rt/[serviceName] | https://[host]:7443/process-engine/public/soap/[serviceName] |
匿名認証の場合、CAIプロセスの実行環境がクラウドサーバー、Secure Agentサーバー、いずれの場合においてもサービスURLに public が含まれます。