LoginSignup
0
1

キャメルケース→スネークケース変換にhumpsを使う

Last updated at Posted at 2023-05-17

はじめに

私がジョインしている小〜中規模のプロジェクトにおいて、Vue3とTypeScriptをフロントエンドに、そしてRailsをバックエンドに使用しています。

この組み合わせで、一つの課題がありました。それは、フロントエンドからバックエンドへのデータのやりとりで、キーの形式の違いです。具体的には、JavaScriptではキャメルケースを、一方Railsではスネークケースを標準的に使用します。

この問題を解決するために、'humps'ライブラリを使用することで、送信される各キーをスネークケース形式に自動的に変換し、Rails側で適切に解釈できるようにすることが可能になりました。

この記事では、そのプロセスと解決策について説明します。

補足
humpsはJavaScriptオブジェクトのキーをキャメルケースとスネークケースの間で変換するためのライブラリです。たとえば、Railsから返されるJSONオブジェクトのキーがスネークケース(first_name)で、それをJavaScriptで使いやすいキャメルケース(firstName)に変換するときに使われます。

例えは下記のような使い方です。

var humps = require('humps')

var obj = {
  attr_one: 'foo',
  attr_two: 'bar'
}

console.log(humps.camelizeKeys(obj))
// Outputs: { attrOne: 'foo', attrTwo: 'bar' }

humpsの使い方

インストールコマンド

% npm install humps

#typeScript使用したプロジェクトのため
% npm install --save @types/humps

ドキュメントもおいておきます。

humpsを利用する

Vue3のプロジェクトで使用しました。

import humps from "humps";

//フォームデータに追加
for (const [key, value] of Object.entries(postData)) {
   formData.append(`post[${humps.decamelize(key)}]`, value as string);
}

基本的な使い方

humpsパッケージの公式npmページから引用

humps.camelize('hello_world') // 'helloWorld'
humps.decamelize('fooBar') // 'foo_bar'
humps.decamelize('fooBarBaz', { separator: '-' }) // 'foo-bar-baz'

オブジェクトキー

var object = { attr_one: 'foo', attr_two: 'bar' }
humps.camelizeKeys(object); // { attrOne: 'foo', attrTwo: 'bar' }

まとめと参照リソース

humpsの公式npmページでは、パッケージの詳細な説明からインストール方法、使用例まで見ることができます。さらに、パッケージのバージョン履歴や依存関係、そして他の開発者からどれほど利用されているかを示すダウンロード数までが見られます。

もし記事の内容がおかしい場合や疑問があれば、公式のページを訪れてみてください。
それでは。Happy coding!

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1