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Salesforce の設定のすすめ

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はじめに

みなさん初めまして、shunsukeです。

ご存知の通り、Salesforceは、企業向けに提供されているCRM(顧客関係管理)プラットフォームのリーダーであり、カスタマイズ性や機能の豊富さで非常に優れています。企業の成長と顧客管理を効果的に行うために、多くの企業が導入しています。しかし、Salesforceを最大限に活用するためには、適切な設定とカスタマイズが必要です。この記事では、Salesforceの設定を見直し、業務効率を高めるためのヒントを紹介します。

おことわり

今回は、主にSalesforceの基本設定について記載します。企業の業種や業務内容によってカスタマイズ方法が異なるため、必要に応じて自社の業務フローに合わせた調整を行ってください。

本記事の私の考えや発言は個人の見解として捉えていただければと思います。

キーボードショートカットの活用

Salesforceの設定する前に、効率化を目指す第一歩として、Salesforceのキーボードショートカットを知っておくと便利です。例えば、ブラウザ上での操作を効率化するために標準的なショートカットを活用することが推奨されます。

よく使うショートカットの例(ブラウザベース)

Ctrl + K: 検索バーを開き、素早くリードやアカウントにアクセス。
Ctrl + Shift + N: 新しいウィンドウでSalesforceを開くことで、異なるプロジェクトを並行して作業可能。

For 管理者のみなさま
Salesforce設定したのに反映されない、権限が付与されない。
などはプライベートウィンドウ(Ctrl+Shift+N)でログインすると基本的に解決できます。

これらのショートカットは、日常業務を少しでも効率的に進めるためにぜひ取り入れてみてください。

セールスフォースのショートカット一覧はこちら

Salesforce のカスタマイズ

Salesforceの力を最大限に引き出すためには、業務に合ったカスタマイズが不可欠です。以下に、基本的なカスタマイズポイントをいくつか紹介します。

:point_up: オブジェクトのカスタマイズ
Salesforceでは、標準オブジェクト(リード、取引先、商談など)に加え、カスタムオブジェクトを作成することができます。自社の業務に応じて新しいオブジェクトを作成し、効率的にデータ管理を行いましょう。

・設定アイコンから「オブジェクトマネージャ」を開く。
「カスタムオブジェクト」作成を選び、自社のニーズに合わせて項目を追加。必要なフィールドやリレーションシップを定義し、レイアウトを調整。

For 管理者のみなさま
Excelやスプレッドシートであらかじめ作成して、
CsvでImportすると非常に時間短縮できます。

:point_up: フロー
Salesforceには、業務プロセスを自動化するためのツールとして、プロセスビルダーやフローがあります。これらを使うことで、手動の作業を削減し、従業員の生産性を向上させることができます。

:point_up: Salesforce の拡張機能
Salesforceの強みのひとつは、豊富なAppExchange(アプリケーションマーケットプレイス)からの拡張機能を導入できることです。これらのアドオンを活用してさらに業務を効率化しましょう。

1: レコードハンター
レコードハンターは、SalesforceのApp Exchangeからインストール可能。Freeでインストール可能なのでかなりおすすめです。
機能としては条件を入力して、該当するレコードを検索させる機能です。

レコードハンター インストール

2: Box for Salesforce
Boxと連携するApp Exchangeで、Salesforceの中に埋め込むことができます。またポータル上にも埋め込み可能で、外部のやり取りでも権限次第では可能です。

Box for Salesforce インストール

便利な拡張機能

Salesforceの使用感をさらに良くするための拡張機能やツールも紹介します。

1. Salesforce Inspector
Salesforce Inspectorは、Salesforce開発者や管理者向けのブラウザ拡張機能です。データのインポート・エクスポート、メタデータの簡単な確認、クエリの実行などが可能で、Salesforce内の作業を効率化するために広く使われています。

主な機能:

クイックオブジェクトの検査やフィールドデータの確認
SOQLクエリの実行と結果のエクスポート
データのインポート・エクスポートの簡略化

リンク: Salesforce Inspector Chrome Extension

2. Salesforce CLI (Command-Line Interface)
Salesforce CLIは、開発者向けに提供されているコマンドラインツールです。Salesforceのデプロイ、テスト、デバッグなどを自動化し、開発効率を大幅に向上させます。VSCodeと統合して使用することも多く、開発ワークフローの中心的なツールです。

主な機能:
コードのデプロイ、データの操作、メタデータの管理
開発環境のセットアップと管理
スクラッチオーガナイゼーションの作成と管理

リンク: Salesforce CLI Documentation

3. Workbench
Salesforce Workbenchは、クラウドベースのツールで、Salesforceのデータとメタデータを管理するための強力なAPIツールです。クエリの実行、データの操作、APIリクエストのテスト、メタデータの操作が可能で、開発者と管理者にとって非常に便利なツールです。

主な機能:

SOQLやSOSLクエリの実行
データの挿入、更新、削除、エクスポート
REST APIやSOAP APIリクエストの実行
メタデータのデプロイとリトリーブ

リンク: Salesforce Workbench

これらのツールは、Salesforce環境での開発・管理作業を効率化し、生産性を高めるために広く利用されています。

さいごに

Salesforceの設定とカスタマイズを通じて、業務効率を向上させる方法を簡単にご紹介しました。自社のニーズに応じて、さらに深いカスタマイズを行い、Salesforceの機能をフルに活用してください。

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