はじめに
この記事は、MAC初心者用の記事になります。(私自身初心者です)
WindowsからMACにOSを変更したのでpythonの環境構築をしました。
この記事とやり方はインターネットで調べたことが中心なので、既視感があるかもしれません。
しかし、私が実際にやってみて、引っかかった点を交えての説明になります。
読んでいただけると嬉しいです。
環境
- macOS Big Sur 11.2.3
手順
- Homebrewの導入
- pyenvのインストール
- Python (Anaconda) のインストール
##Homebrewの導入
Homebrewとは、Macのパッケージ管理システムのことです。
まず、Launchpadからターミナルを開きます。
その後、ターミナル上に以下のコマンドを実行すると実行されます。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
このコマンドは、HomebrewのWebサイトに記載されています。
インストール中にpress RETURN to continue or any other key to abort と表示されます。RETURN keyは、ENTER keyのことです。なので、ENTER keyを押してください。
また、Homebrewを利用する際に、XcodeのCommand Line Toolsが必要となります。Homebrewのインストール時に、自動的にインストールされますが、もし、うまくインストールできなかった場合、以下のコマンドよりCommand Line Toolsをインストールしてください。
xcode-select --install
これで、Homebrewのインストールは完了です。
インストールの確認は、以下のコマンドで確認してください。
$ brew --version
Homebrew 3.0.10などと表示されればインストールできていることが確認できたことになります。
## pyenvのインストール
pyenvとは、pythonの複数のバージョンを使い分けるためのバージョン管理ツールです。
インストールする前にSHELLの確認をしておきましょう。以下のコマンドにより確認することができます。
$ echo $SHELL
/bin/bash
と/bin/zsh
のどちらかが表示されると思います。
次にpyenvを実際にインストールしていこうと思います。以下のコマンドを実行します。
#Homebrew環境のアップデート
$ brew update --force && brew upgrade
#インストール
$ brew install pyenv
$ brew install pyenv-virtualenv
#システム登録
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
私は、ここでSHELLの確認をしなかったため、インストール後のシステム登録でつまづきました。
SHELLの確認の時に/bin/bash
と表示された場合、上のコマンドをそのまま実行してください。/bin/zsh
と表示された場合は、~/.bash_profile
の部分を~/.zshrc
に書き換えて実行してください。
これで、pyenvのインストール完了です。
Python (Anaconda) のインストール
リストで最新バージョンを確認してインストールしてください。今回は、Python3をインストールしています。
#リストの表示
$ pyenv install -l
#インストール
$ pyenv install anaconda3-2019.10
$ pyenv global anaconda3-2019.10
これで、環境設定は終了です。ここから、必要ならOpenCVなどをインストールしてください。